2025年5月の瞑想録

2025-06-02公開 (2025-05-03 記)
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

5/2

目頭を支点に頬から額にかけてエネルギーを通す

少し前までは同じことを鼻根に関して長らく行ってきたわけですけれども、鼻根にしても瞑想の最初で少し開き直してあげる方がエネルギーが通りやすくなるために今でも続けている一方で、鼻根に関してはそれほど時間を要しなくなってきましたので、その先である額に重点箇所が移りつつあるわけです。

今までは額にエネルギーを通す際に鼻根など顔の前面から上がるルートと頭の中程からエネルギーを通すルートがあったわけですけれども、まず頭の中心を通すルートに関してですがそれは一旦頭の中までエネルギーを通す必要があって、そのためには頭頂のサハスララあるいは体の中心軸から首や後頭部および頭の中心を通ってエネルギーを上げる必要があるため、そのルートはそれなりに通っているとはいえ、頭の中心のエネルギーの通りがそこまで完全に貫通しているわけではなく、よって、額にまで頭の中心からエネルギーを通すことはそれほど強力にはできずにいたわけです。今まではそれに加えて、鼻根を緩めてからそれなりにエネルギーを額に通す、という2つのルートを主に使って額にエネルギーを入れてきたわけです。

基本はそれで変わらないわけですけれども、鼻根がある程度緩まってエネルギーが通ってくると、その様相が変わってきました。

鼻根のあたりまで左右のエネルギー・ルート、ヨーガでいうイダとピンガラが体の方から通っていますので、今まではそれを鼻根に通す、ということをしてきたわけです。今まではそのイダとピンガラが鼻根で止まってある程度は通るもののその後は拡散してしまっていたように思います。

その基本はそのままに、鼻根がそれなりに通り始めたことにより、そのイダとピンガラが鼻根で終わらずに、鼻根を抜けて、額まで(拡散せずに)エネルギー・ルートのしっかりとした筋として通り始めたように思うのです。そのルートの根幹が目頭で、目頭のところから鼻根の少し外側を通って頬および首の方に至るまで、左右それぞれイダとピンガラのルートが通っており、特に目頭のところで詰まっている間隔があるため、瞑想で重点箇所として目頭を中心にイダとピンガラのルートを通してあげるわけです。

こうすることで目頭を通って額に入るエネルギーが増え、額が更に緩んで行くことを感じます。更には、額のみならずその近くの鼻根の付近も大きく緩んでいることを感じます。今までは鼻根が中心でしたが今は目頭が中心なわけです。

今は現状としてこのくらいまでですが、今後、更に額が緩んで頭の中心のアジナと一体化して活性化することを期待しています。


5/4

瞑想で後頭部の上側がぼこっと膨らむ感覚

いつものように瞑想をして鼻根や額にエネルギーを通していたところ、今日は先日に比べると額の部分の動きが少なく、頭の圧力が高まっている感覚がしました。いつもですとここから額が緩んで動きが出るわけですが、今日に限っては額ではなく、後頭部の上側がぼこっと膨らんだ感じになり、そして少しづつその膨らみが後頭部の上側に「ちょんまげ」のできかけように上がっていくのを感じるのです。

その膨らみは、まるで、堅い風船に息を入れてもなかなか開かない状態だったものが急にぽこっと膨らみ始めるかのごとく、後頭部の上半分は今までエネルギーがそれなりに通っていたとはいえ、膨らみや動きというものはあまりなかったように思うのです。エネルギー的な動きのみならず、膨らみとして感じられるようになった、という違いがあります。

そして、その感覚は最初は後頭部の上半分の下のみであり、それは頭を上下に4分割した時に上から2番目の部分であり、その4分の1の部分が膨らんだ感じがしたわけですけれども、そこから、一番上の4分の1にかけてエネルギーの膨らみが上昇あるいは4分の1が2つになるまで膨らみの部分が広がっていくのを感じます。まだ4分の1が2つにはなっていないですけど、最初は4分の1が1つだけだったものが1.2そして1.4と範囲を広げてきているのを感じます。

そして、そのエネルギーの高まりと同時に意識の方も上がってきています。

意識のみならず、まだ堅さの残っていた頭頂部分にもエネルギーが入り、次は頭頂も膨らむかのように緩む予兆があります。

頭頂に関してもエネルギーが入って来やすくなっており、上に繋がる感覚も以前より強まっており、この後頭部の膨らみのエネルギーによって、頭頂にもエネルギーがより入りやすくなってきているのを感じます。


5/11

顔の前面に幾つかエネルギーの筋が現れる

このルート自体は以前からあったものの、個別に一時的に現れていたものが、今は割と日常的に継続して現れるようになりました。

そうなった変化の瞬間はというと、その時は瞑想あるいは寝起きの状態で、不意に顔の前面にいくつか筋のようなエネルギーが通り始めて、顔の前面に更にエネルギーが通りやすくなったように思います。まだ顔の前面には課題があってまだこれからな感じも多々ありますけど、以前よりエネルギーが通りやすくなった感じです。

・口の外側から頬を通り目に上昇する線(左右共)
・顎から口を通り鼻に上昇する線
・目頭を鼻あるいは頬の方角から斜めに額に向かって上昇する線

これらが複合的に絡み合って顔の前面が活性化してきていることを感じます。そして、日常的にこれらを感じるようになったわけです。

以前は同じようなものが局所的にあっても、基本的には「皮膚の内側」で感じていたのに対し、今は日常的のみならず、「皮膚より少し離れたところ」までもがほわほわと活性化しているのを皮膚やその内側の感覚でそう思えるわけです。


5/12

おでこの特に両側にオーラが浸透する

おでこの皮膚の表面にオーラが届いていない感覚でしたが、不意にオーラが浸透し、両目の上のおでこの両側にまで皮膚の少し上までオーラが浸透しました。

少し前は目の下までオーラが浸透して、目の上にはまだ浸透していなかったのですが、これにて目の上にも浸透したわけです。


5/13

目に大きめの虫が入って不調になる

時折あるのですが、急にこのことにより不調に。

昔の人はこのことを「悪魔が来た」みたいに言うこともあったそうで。思い出すのはイグナチオ・デ・ロヨラの伝記か何かの話にそういうことがあったような、そうでないような。

特に最近思うのが、何故虫と目で不調になるかというと顔の前面のオーラのルート(ヨーガでいうナディ)がこのことで塞ぎ気味になってしまうからだと思うのです。虫を拒否するときの咄嗟の反応で顔の前面に力が入り、虫を拒絶することで呼吸も乱れ、オーラが不安定になり、結果、体調が不調になるわけです。

その後、瞑想したり一晩寝たりしたところ翌日にはある程度は回復したものの、虫が入った前と比べると顔のオーラが塞がり気味になっている感じです。

目に虫が入るなんてよくあることといえばそうですので、その時にどのように対処すべきかという点に関しては、オーラの流れを止めないように気をつけるということかなと思います。そうは言いましても咄嗟のことですから急に反応してしまいオーラの流れが悪くなってしまうわけですから、そこは日頃の訓練といいますかどれだけ日々の生活をマインドフルネスで送ることができているのか、自身の成長度合いを試されるということでもあるように思います。


合掌行で胸腺が膨らんで開いて動きが出た

そして(ヨーガでいう)プラーナの通りも良くなりました。オーラ的には以前からハートがそれなりに活性化していたものの、肉体に近いところでの胸腺にあたるところなのか何なのか、骨に近い部分が開いて動きが出たのです。

それは、数ヶ月ぶりに合掌行を1時間ほど行って体中のオーラを活性化させようと試みていた最後に起きたもので、おおよそ50分ほど経過した時点で急に胸腺が開いて胸の部分の骨の隙間が少し開いたような感じがしたのです。

それはオーラそのものの変化というよりは割と肉体に近いところの変化ではありますが、そうは言いましても肉体とオーラとはそれなりに密接な関係がありますので、肉体が緩んだことによりオーラも柔軟になったわけです。


5/16

眉間からおでこに上がるルートが開けてくる

これは段階的なもので、少し前は線が幾つか通る様な感じだったものが、次第に太い線になって繋がり、そして、川幅のようなそのエネルギールートが面あるいは大きな川に変わっていっているのを感じます。まだおでこの周辺部は伸びきらない感じが残るものの、おでこの周辺はそれなりに伸びてきて、エネルギーが通りやすくなっていることを感じます。


額から頭の上にかけてのオーラがぽこっと中心軸に沿って盛り上がった

今までは2つの山が頭の上の頭頂付近の左右にそれぞれあって、左右のバランスも整っていない感じでした。

それが、不意にその中央が繋がるような盛り上がるような感じになって、左右に分かれていたものが1つに繋がったと思ったらそのままオーラの山が盛り上がって、頭の中央付近がぽこっと少し膨らんだようになりました。頭頂の中央というよりも少し前寄りのところでそうなっています。

どうも、中途半端な感じがしないでもないですが、今まではそれよりも更に中途半端に頭の左右がそれぞれ別の円形のような形で大きさも違って活性化していたものが、急に中央で繋がって1つになって活性化を始めたのです。まだ完全に融合している感じではないですが、今まで左右にそれぞれ山が出来ていたものが、ある程度は1つに集まって統合した状態になってオーラがぽこっと盛り上がり始めたような感じがするのです。

と同時に、眉間の上の、額の中央部分にもオーラが集まってきて、今までどこか通りきらなかった額の中央にもオーラが急に集まり始めています。

・頭頂の少し前寄りのオーラの山の盛り上がり
・額の中央の上側のオーラの集まり

割と近い場所で、中央という軸に沿って活性化してきていることを感じるのです。


5/17

頭の上の方まで何かがある感じが日常生活でも続く

先日、頭の上のオーラがぽこっと盛り上がったのとほぼ同時に、何やら、ほのかに頭上の上の方まで何かが存在している感じが出てきました。

まだオーラできっちりと繋がったわけではないにせよ、ほのかには一応繋がっているような、何かが存在しているような、天界と言って良いのかどうかはわかりませんけど、ようやく天との繋がりの実感を瞑想中のみならず普通に生活していても感じられるようになりました。

瞑想中はというと目を瞑っていますので空間の認識はあまりなく、そういう感覚もなくはない、といいますか、あまり気にしていないわけですが、生活していますと目を開けていますので空間の認識があり、そうなると、頭上に何かが続いているような感覚があるわけです。

そして、それはというと頭の上にぽこっと盛り上がったオーラの、そのまた続きとしてそれがほのかに続いているように思われるわけです。


5/21

目や鼻の奥の筋の堅さが解消に向かい、頭の内側が全体的に緩まる

最近はというと、朝起きるとまた多少、筋が残る程度に堅い状態に戻っているので瞑想をして再度緩める、ということを繰り返しています。そのようなサイクルはあれど、基本的には目や鼻の奥が全体的に緩まってきました。

場所としては頭の上半分で、頭の中が空っぽのような感じになり、頭蓋骨で囲まれている内側がスカスカになってきているのを感じます。そして頭蓋骨にしても意識を当てることで少しずつ緩んでいきます。以前に比べると頭蓋骨も緩んできたとはいえ、まだ課題はあるわけです。そのような堅さの残る頭蓋骨に囲まれて、内側がそれなりに緩んできたのです。

目の奥の堅さは首の硬さと多少は連携しているようで、目の奥が緩むと首も緩みました。首はそれだけでなく顎や口の奥とも連動していますがそこに関しては既にある程度緩んでいるため、首から口の奥を通って、目の奥が最近の課題なわけです。

朝は目の奥や首が多少堅い状態になっていて、その状態をほおっておくと更に堅くなって緊張や肩こりの原因にもなりそうですが、今は、先んじて瞑想を行うことで原因を取り除いている状況のように思います。

今までは鼻根の奥や眉間の間を上下に通したりしてきたわけですけど、この状態になると、そういった個々の課題は多少残れども、全体的に既に緩まってきていますのでそのような鼻根や眉間の間は相対的に小さな課題といいますか全体の緩みがそのような個々の緩みも解消に向かわせていっている印象があります。誤解なきようにしておきますが、最初の段階ではそのように鼻根や眉間の間などの個々の問題に対処することは必要だったように思うのですが、それら個別が完全ではないにせよ一つずつ解消していって、その上で、全体として緩まることで個々の対処もしやすくなってきたということです。ですから最初から全体をやれば良かったかというと、それはそれで必要だとはしても、全体に一気に取り組むにはエネルギーが足りなかったわけで、全体を見据えつつもまずは個々に対処して、それから全体、という段階を踏む必要があったように思うのです。


5/26

鼻と肺・丹田・お腹のエネルギー的繋がり

一般的に鼻は呼吸をするところなので肺および体のエネルギーと関連があると理解されています。特にヨーガではプラーナという生命エネルギーを呼吸によって取り込むことで体中に充満させるということを行います。そして、ヨーガにおいてもそう説明されているものの、基本的には呼吸という観点で説明および理解されている場合がほとんどのように思うのです。

ヨーガにおいてプラーナヤーマという呼吸法を行う時、生命エネルギーたるプラーナを体に取り込むわけですが、その説明において、呼吸によってプラーナを取り込む、という説明および理解をしているのが基本な訳です。

確かに、そのような面もありますし、深呼吸という点においても呼吸は重要ですから、その説明に一応はそこまで間違いはないわけです。

ヨーガのプラーナヤーマ、特に片鼻呼吸法などでは左右のエネルギーのバランスを整えるということを行いますが、その手法としては呼吸をしたり止息をするわけですが、実のところ、物理的な呼吸をしたり止めたりという面よりも、エネルギー的な動きの方が遙かに重要なのです。

とは言いましてもこのあたりの教えや何を重要視するかというところは流派によって違いまして、実際に呼吸をして息を止めるということを重要視しているところも多いわけです。一方、プラーナヤーマとして呼吸をしつつも呼吸にそこまでこだわっていない流派もあり、例えばクリヤ・ヨガにおいては呼吸(ブレス)として説明しつつもそれは物理的な呼吸のことではなくエネルギー的な動きを意味していたりするわけです。

多くのヨーガの流派においてプラーナヤーマの呼吸法にて呼吸を重視しつつも、それと同時にエネルギー的な動きを大切にしているわけです。その一方で、呼吸(ブレス)と説明しつつも呼吸そのものにそこまで注意を払わずにエネルギー的な動きを重視している流派もあるわけです。これは、プラーナヤーマというときに物理的な動きを重視するのか、それとも物理的な動きとエネルギー的な動きの両方を重視するのか、あるいはほぼほぼ全てエネルギー的な動きを意識するのか、流派によって方針が異なるわけです。

実のところ、最初のうちはエネルギー的な動きなどわかりませんので物理的な動きを重視するわけですが、動きとしては物理的であってもエネルギーは必ず動きますので、意識はしていなくてもエネルギー的な変化は必ずあるわけです。ですから、特に考えなくてもプラーナヤーマをすればエネルギー的な動きはあるわけですが、次第にヨーガの理解が深まるにつれ、エネルギー的な動きが見えてきて、そのエネルギーの方にむしろ重視するようになるわけです。

ですから、ざっくばらんに呼吸法と捉えても良いわけですが、実際には、エネルギー的な変化であるわけです。

さて、ここで最初のお話に戻りますと、鼻と肺および丹田などの活力に繋がりがあるというのは基本的には物理的なお話であるわけですが、丹田(お腹)と鼻はエネルギー的な繋がりがあるわけです。これは比喩で言っているわけではなく、実際に、鼻とお腹(ソーラープレクサス・チャクラ、マニプラ・チャクラ)には繋がりがあるのです。

ですから、鼻の部分がエネルギー的に開いているとお腹(丹田、マニプラ)にエネルギーが入って活力に溢れるようになるわけです。丹田は文脈によってマニプラだったりスワディスタナだったりしますけど、ここでは第2チャクラというより第3チャクラのマニプラの方です。

よって、ヨーガやその他の体操や精神的修行において、時折「呼吸をしっかりとしてエネルギーを取り込みましょう」と言われることがあっても、鼻の部分が開いていないと実際にはあまりエネルギーは入ってこないのです。

この点を理解せず、ただ単に深呼吸すればそれで良いだとか、呼吸をすればエネルギーが入ってくるだとか、ヨーガなどの教科書にはそう書かれてあるのはそうであるのですが、実際にエネルギーを取り込むためには鼻の部分が開いていないといけないわけです。

これはスピリチュアルの流派によっては単純に「宇宙のエネルギー」と呼ばれていることもあり、言い方は様々ではあれど、要はこの鼻の部分から生命エネルギーを取り込むことで活力が生まれるわけです。

人によってはここがしっかり開いている場合もあって、何も気にせずとも呼吸をすればエネルギーが入ってくるわけですが、開いていない人の場合はいくら深呼吸してもあまりエネルギーは入ってこないのです。それは自分のことですから自分が開いているのかどうか判断するには、深呼吸することでお腹の丹田にエネルギーが溢れるようであれば開いている、と判断して良いかと思います。一方、深呼吸してもエネルギーがそこまで入ってこないのであれば、それは相応の鼻の開きであるわけです。


5/27

鼻根の左右を通る線が両方の目の下および両耳まで通った

左右を貫く1本の線、それは最初は右側からでしたが、その線がほぼほぼ左右を貫きました。これは左右のみならず前後および上下にも通す必要がある感じではありますが、ひとまず、左右はそれなりに通ったように思います。それを皮切りに前後も少しずつ広がるようにして顔の表面の部分にエネルギーが通りやすくなってきたように思います。

上下のルートは以前から通そうとしていて、前後のルートももちろんそうなわけですが、それに加えて左右のルートも開けてきたようです。これは目や眉毛の付近で止まらずにそのまま両耳の方まで続いているようで、両耳にも多少の感覚が出ています。鼻根、目、そして両耳にまで連なる左右のエネルギー的な線なわけです。

その横の線は上下の幅があって、上は眉毛に触れるか触れないあたりまで、下は目の下あるいは頬の上側のあたりまでの太い横線になっているようなのです。

これは横線と解釈することもあれば、上下の線の一部となっている部分もあり、特に鼻根の周辺に関しては上下のルートの一部が横に広がっていると見ることもできますけど、鼻根の周辺は見方によって横とも前後とも上下とも取れるわけです。そして、そのように多方向に通ってくるにつれ鼻根を通るエネルギーが増大し、それと同時にマニプラ(ソーラープレクサス・チャクラ)にもエネルギーがより多く入ってくるわけです。

これでそのまま活性化すればアジナ(サードアイ)が開けそうな感じも少ししたのですが前後のルートはまだ堅さが残っており、もう一息のような感じです。このまま続けて様子を見たいと思います。


5/28

鼻根がエネルギー的に前後に広がりつつある

以前は鼻根の部分があまりエネルギー的に通っていなくて、時間をかけて通す感じでした。それはというと、顔の表皮が頭蓋骨と密着していて隙間がなくてエネルギーが通りにくかったところを、時間をかけて顔の表皮を引き剥がして動きを持たせるのと同時にエネルギー的に少しでも通るようにする、ということを度々行ってきたわけです。そして、エネルギーが通るとお腹のマニプラ(ソーラープレクサス)も同時に活性化していました。

今までそれはというと割と一時的な効果でしかなくて、とは言いましてもそれなりに継続性もあったわけです。

それは最初は本当に堅くて膠着していたものが、最初は一時的にでもヒビが入り、やがては少し動きが出て隙間が出来て、そして筋のようなものが縦方向にでき、線のようなものがいくつも入り、そのことで、喉のヴィシュッダの方と眉間を繋ぐ線のようなものができていったのでした。それはそれで重要で縦方向を繋ぐものとしてエネルギー的には大きな変化だったわけですが、それはというと、細い川のようなものだったわけです。縦方向に顔の表皮から上と下に繋がるエネルギー的な川が作られていったわけです。

ヨーガでいうナディというエネルギー的な流れはそうして瞑想を重ねるごとに作られていったわけですが、縦方向のみですとまだ顔の左右に流れが遮られ、顔の皮膚で左右に引っ張られるような感じになって、なかなかそれ以上、太くなりにくい状態にもなっていました。

その突破口になったのが左右の動きで、鼻根の左右を両目および両耳に繋ぐようにして横のエネルギーの筋を通し、それと今までできていた縦方向のルートと繋ぐことで、鼻根の付近の緩みが一気に加速したわけです。

それは文字通り縦方向と横方向との繋がりだったわけですが、そうなってくると、自然に前後への広がりも出来てきました。それは縦横の軸が交わるところ、それは鼻根および眉間なわけですが、その周辺が上下左右のみならず顔の(表皮の)前後の広がりが出来てきたわけです。

こうなってくると、前後左右上下と8方向の中心軸が鼻根および眉間ということになり、鼻根の緩みが加速されてきているのです。

今まで、鼻根がそれなりに緩みつつもまだまだ緩む余地があると感じていたのは、こういうことだったのかもしれません。ここは全方向からのエネルギーが集まる場所であり、単純に縦方向のみならず横方向、そして前後にも繋がっていたわけです。それのみならず、おそらくは本来は球体なのではないかと思うのです。その球体から各方向に伸びるエネルギーがアジナということではないかと思うのです。

以前はここは割と瞑想で広がるものの日常生活においては継続性に課題がありましたが、今は、それが定着しつつあって、定着のみならず、瞑想以外の日常生活においてもエネルギー的に活性化が続いて緩みが進むように思います。進度という点においてはもちろん瞑想をした方が早いですが日常生活においても安定し、そして緩みが少しずつでも進むというのは今までに比べると大きな違いを感じます。

鼻根がエネルギー的に広がってくると、頭の中心および後頭部の下半分も相応に緩みが進んでくるように思います。エネルギー的に鼻根からその部分を通って体の特にマニプラ(ソーラープレクサス)まで繋がっている感覚があります。体のエネルギー的な活性化はもちろん、頭の各所の、特に頭の中心と後頭部(の主に下半分)の緩みに重要な影響をこの変化が与えているわけです。