マニプラチャクラの場所は臍とみぞおちのどちらなのか

2026-03-22公開 (2026-03-17 記)
トピック: :スピリチュアル: ヨーガ

マニプラ(ソーラプレクサス、太陽神経叢、第3チャクラ)の位置については私も長年疑問に思っていました。

まず、古典ヨーガでは臍に近い位置にあるとされることが多いように思います。臍の後方、脊髄の中にあると言われたりもします。

一方、現代ヨーガおよび現代スピリチュアルはたまた神智学等ではみぞおちとされることが多いように思います。

臍(丹田より上)
・古典ヨーガ

みぞおち(ソーラプレクサス、太陽神経叢、第3チャクラ的な解釈)
・現代ヨーガ
・神智学
・西洋スピリチュアル

ヨーガをしていると古典に触れる機会があるために、それは現代ヨーガの記述と異なり、そして、これらが時に一緒に語られ、マニプラがどこであるのか混乱してしまうのです。

そして、この疑問と混乱を解消するために、アメリカのヒーラーであったバーバラ・アン・ブレナンの「コア」および「ハラ」という概念が理解の役に立ちます。

バーバラのモデルでは3つ(あるいは体を含めると4つ)の階層になっています。

深いレベルから順に
1. コア(コアスター)(ハラよりも深い)臍の数センチ上(みぞおちより少し下)(→「癒しの光」P317より)
2. ハラ(中間的) → 3箇所:丹田(臍の下、数センチ)、ソウルシート(アナハタの少し上、4.5チャクラ相当)、頭の上のIDポイント(→「癒しの光」P283より)
3. オーラ(表層)→ 第3チャクラがみぞおち(ソーラプレクサス、太陽神経叢)
4. 体

よって、肉体的には上から順に
・みぞおち:第3チャクラ(ソーラプレクサス、太陽神経叢) 自分としての意識 →オーラの階層
・臍の数センチ上:コア(コアスター) 魂の出所、永遠性 →コアの階層
・臍:古典的マニプラ
・臍の数センチ下(丹田):ハラのうちの1つ、この地上に生まれ出た意志 →ハラの階層

これら3つが近くに存在しているために、マニプラというとこれのどれのことであるのか混乱してしまうのです。そして、古典的ヨーガでいうマニプラは基本的に臍の周辺を意味しているように思いますが、記述的にはハラ(丹田)やコア的な内容もあるように思います。マニプラを理解する時、コアあるいはハラのレベル、そしてソーラプレクサスの3つの階層を考えると良いわけです。

そして近くにあるスワディスタナは丹田とかよりもっと下で離れています。

バーバラ的解釈ではマニプラを第3チャクラであるソーラプレクサス(太陽神経叢)として「個人としての存在」の場所だと言います。ヨーガではマニプラは意志という面が強いですし、感情というとむしろスワディスタナの方がヨーガでは言われると思います。それはここがこの世に生まれて生きていく際の意思と結びついているためにそうなっているわけです。

マニプラを考えるとき、それは丹田でハラのレベルが基本にあるとすればそれと関連するソウルシートが4.5チャクラ相当として存在していると考えられます。これはインドのウパニシャッドで「秘密の小部屋」とも比喩として語られる領域とも重ねて理解することができます。そして、この領域が目覚めると自身の使命を自覚すると言われています。個人的にはこれが4.5チャクラに相当するものと考えています。そしてサハスララの上には同じハラのレベルであるIDポイントが存在しています。IDポイントから魂が降りてきて、ソウルシートで使命となり、そして丹田で意思となってこの地上で動くわけです。その着地地点としてのマニプラがハラのレベルと深く関係していると考えることもできるわけです。

日本の武道や禅などでは臍下の部分をハラ(丹田)として重視するわけですが、これがマニプラの理解と重なって表現されることもあるかと思います。また、ヨーガでクンダリーニはムーラダーラ(場合によってはスワディスタナからとされることもあります)から上昇するのが通説ですが、一部の流派によってはマニプラを起点にクンダリーニが上昇すると説明することも稀にあるようです。

ヨーガ的なマニプラは火の象徴であるわけですが、それはバーバラ的な解釈ではハラレベルの丹田としてこの世に生まれた意識に相当するとすれば、それは元を辿ればサハスララの上から降りてきたと言うことであり、それらが重なるこのマニプラは非常に興味深いところであるように思います。


この内容は、以下の質問に基づいて作成しました。

お問い合わせ内容:
マニプラチャクラの位置はお臍かみぞおち(太陽神経叢)どちらでしょうか?スワディスターナの位置も前者だと丹田あたり後者だとお臍となり以前から疑問に思っています(ひなたさん)
(質問ここまで)