とあるスピリチュアル団体との関係性を考察する

2023-10-07 記載
トピック:スピリチュアル: 回想録

1年ほど前から、本来私とは割と筋違いのスピリチュアル団体で何度かセミナーを受けており、様子を伺っている感じになっております。

そもそも、これは(上位の)スピリットからの指示があって行っていることで、将来のための準備として、現時点の、私がまだそこまでスピリチュアルに上達していない段階であらかじめそのセミナーを受け、団体と繋がりを持つ、そこのタイトルを最初の1つだけで良いので取るように、と指示があったわけです。

実のところ、団体だけを見れば私はそこまで興味がなくて指示があったから取ったわけですけれども、確かにそこの技術は例えばカバラ十字の結界だとか効果があるものもある一方で、様々な違和感・・・ とまではいかないまでも、どこか、他のこれ系の団体とは様子が異なるので困惑するのす。

同じ系統であっても他の流派、特に、古代から続いている、いわゆる「大師」などと言われている人たち、あるいは、単にブラザーなんとか、あるいはホワイトなんとか、などなど、日本語訳もいろいろありますけど、大なんとか同胞団、それに聖の字がついて聖なんとか、大聖なんとか、という言葉で言い表されている団体があって、一応は秘密の団体ですので単語も伏せてはみたものの、割と皆が知っていて公然の秘密のようになっておりますけど、それと同じ系列のようにも見える一方で、様々なところで細かいところが食い違っているのです。それは、現代風にアレンジされた、ということなのかもしれないですけど。

ちなみに、「受講しなければスピリチュアルの成長はない」と煽る悪徳教師もそこの教師だったわけですけれども、その団体の全てがそういうわけでもなく、他の教師は割と普通に真面目だったりしたわけですが、話を聞くと、問題があった教師はスピリチュアル的に能力がそれなりに目覚めたものの、それは魔術的な手法に根差していて、スキルという部類に属するようです。

その講師はネイティブで能力があったわけでもなく、勉強した内容は分かるし、術はそれなりに使えるし、幽体離脱も(話を聞く限りでは)できるようですけど、そこまで自分からアストラルの世界を探求して真実を追求できているわけでもないようです。一応は色々と能力的なものは出てきたし、幽体離脱も一応はできるみたいですけどインスピレーションが中心で、そのインスピレーションを絶対的なものとしてしまう場合、アストラルの世界を(幽体離脱などで)自分から能動的にそこまで深く探索できない場合、見えない存在の意図に操られてしまうことが多分にあるように思います。きっと本人はそんな風には思ってはいないのでしょうけど。このような団体は様々な背景のある人が集まっていますから、聞く限りは能力の高そうな人もいるようですし、団体全てではなく、私の知っている数人の講師のことだとご理解ください。


▪️エル⚪︎⚪︎⚪︎が地球平和の鍵

どうして、先日からとあるスピリチュアルの団体のセミナーを受けることになったのかの理由ですが、将来的にそこの繋がりでエル⚪︎⚪︎⚪︎に関するプロジェクトに関与する可能性があるようです。将来的に、違和感のない形で、内部から、あるいは、その繋がりを使って、とある提案をして世界平和に繋げるプロジェクトに関わるために、将来の重要ミッションの布石として、あらかじめ、繋がりを持つために入会する必要があったようです。

実のところ、スピリチュアル的な成長に関してはここへの入会は不要、と聞かされています。一方、特に重要なのはそこの「タイトル」を得ることで、そのことにより、ミッションにおいて重要な交渉相手に信用されやすくなる、とのことです。その1点がこの団体のセミナーを受けて最初のタイトルを取得するよう指示された理由のようです。実のところこの団体とは元々関係があると言いますか、魂の繋がり的に、特に入会しなくても最初から関係しているといえばそうなのですけど、この物理的社会において実際に肉体を持った状態でタイトルを取る、ということがそれなりにシンボル的な重みを持っていて、そのことで重要人物との会話の際に与える印象が違ってきて、言葉に真実性と重みを持たせて信用されやすくなる、とのことです。最初から関係者といえばそうなのですけど、そのように「相当」なだけでは言葉の重みが足りなかったり違和感を感じて信用されない可能性もあり、そうなると交渉決裂で致命的なため、信用を高めるためにあらかじめタイトルを私に取らせたようです。

将来のビジョンも多々見せられていて、それが実現するためには能力的に今のままでは全然足りなくて何倍も成長する必要があるわけですが、それはこの団体とは関係なく成長して、ある程度の実力を見せつけないと相手は信用されないわけで、ある程度の実力行使のようなものを伴うことでそこにハードルはあるわけですが(そのイメージも予見していますが、なかなかの無茶振りです)、うまく計画通り成長できた場合、そのプロジェクトにおいて以下のことを提言することになるようです。

・エル⚪︎⚪︎⚪︎の独立。3つの宗教が1つの国としてまとまる。 → 参考
・新しい政治の仕組み。「選出者による政治」から「約束(=言葉)による政治」への変革。選挙における(前もって提示する)政策の提示を「約束(=Promise)「神への誓い」とし、その約束(Promise)に限定された権限を持つ代表の選出。そして、実際の行動には改めて各メンバーの同意が必要という「(完全な)自由」(=メンバーの完全なる拒否権)を前提とした政治体制への移行
・世界の統一。地球の大統領の選出。(同様の仕組み、考え方を踏襲する)

どちらの場合にも、基本的な仕組みを変えるように提言します。今の選挙や支配の仕組みは、「選ばれるまでは政策として何を言ってもよく、選ばれた後もまた、何をしても良い。その権限を持つ」ということになっていますが、エル⚪︎⚪︎⚪︎にしても地球の大統領にしても「命令としての権限を持たない代表の選出。選挙においては政策を単なるお題目ではなく、当選後の約束として扱い、重大な意味を持つものとする。当選後は、政策として掲げた範囲においてのみ権限を持つ。その他のことについては外交交渉などの散発的事項あるいは緊急時(災害や戦争)など突発的な事項にのみ指揮権を有し、政策で掲げた事項に権限を限定する。権限と言ってもお願いができるだけで従わなくても罰則はなく、同意するグループあるいは国が自発的に行動する。」という仕組みにする。地球の大統領は「各国の首相経験者あるいは大統領経験者のみが(その国の承認の元に)出馬可能」という制約を設ける。

こうすることで、まずエル⚪︎⚪︎⚪︎が独立国家となって同様の仕組みの雛形となり、その雛形をもとに地球の大統領が選出されます。この仕組みにおいては政策のみに権限が制約されていますし、地球の大統領に実際の指揮権はなくて各国が自発的に動くことに頼らざるを得ませんから、良いことしか起こらないわけです。こうして、世界平和が実現されます。

ただ、このような提言をするにしても、この地球を実際のところ管理している人たち、そのグループに信用されて力のある人たちに接触できるようにならないと話が進まないわけです。

この提言を読んだだけで自発的にそうしてくれる可能性は現時点ではゼロに近いわけで、となると、ある程度の実力を見せてから提言を飲ませる、ということをしないといけないわけですが、その場合でも、まずはあの団体に接触して、一応はその関連団体の一員の風を呈しないとそこまで接触できないわけですから、今のうちから、(これだけでなく)その布石を打っておく必要があるようです。

実力行使という面においては、要求を受け入れなければ神様が地球をリセットあるいは時間を凍結して別のタイムラインに一気に切り替える、という可能性を示唆します。実際、そうするかどうかはプロジェクトの選択ではなく神様に委ねられているわけですけど、そういう可能性も実際、あるということです。その言葉を信じさせるためにあらかじめある程度の実力を見せるということも必要になります。そして、選択肢を示して、このような提言に従いますか、それとも、神様に委ねて地球をリセットあるいは別のタイムラインに切り替えますか、という前段階としてその時点でのエル⚪︎⚪︎⚪︎の有力者(聖職者)に提言をするわけです。

この時、提言がうまくいけば、とある有名なお方に、その方が行ったことにして身代わりに喧伝してもらう可能性がありますが、まずはそこに達するまでのハードルがあります。

このミッションに失敗したら中東の戦争がまた続くことになりますので重要なわけです。今すぐではなく、5年とか10年以内のお話です。

ひとまずエルレムが統一されて平和が訪れればその仕組みを真似てゆくゆくは世界の大統領が選出されることになります。

とは言いましても、こういうのは気のせいの場合も多々ありますので、完全に信用してはいません。ですが、もし本当ならば大変なお話ですので、一応、無理のない範囲で気をつけながら情報収集しているわけです。


その団体にまつわる各種のお話

▪️イニシ⚪︎ー⚪︎⚪︎⚪︎の階梯

最初に違和感を持ったのがその団体で行なっているイニシ⚪︎ー⚪︎⚪︎⚪︎で、これは一般的には段階があって7つくらいあるわけですけれども、キリストは3つほど受けたという説があって、あるいはもっと沢山受けたいう説もありますが少なくとも3つは受けたようですけども、かなり上位のイニシ⚪︎ー⚪︎⚪︎⚪︎を受けるくらいの段階になると大師とか「ア⚪︎⚪︎⚪︎」か言って、キリストと同等あるいはそれ以上の段階に相当するわけですが、その、最近セミナーを受けた団体では、最初から「ア⚪︎⚪︎⚪︎」になるイニシ⚪︎ー⚪︎⚪︎⚪︎を受けられるのです。これは、とても違和感があります。最初のイニシ⚪︎ー⚪︎⚪︎⚪︎ではスピリチュアルのきっかけが与えられただけであり、その結果、「見習い」になるのが本来である筈です。しかし、その団体では、最初からいきなり「ア⚪︎⚪︎⚪︎(大師)」になってしまいます。

本来は、地道に「見習い」の道から始める必要があるところを、いきなり「ア⚪︎⚪︎⚪︎(大師)」という称号を与えて、あたかも立派になったかのように思わせてしまう。おそらくは、他の、本物の団体を横から見ていてア⚪︎⚪︎⚪︎(大師)が立派そうに見えたから、あまりよくわからないまま、それを格好良いと思ったのか何なのか、その称号を真似たのでしょうか。実のところ、その団体に巻き込まれてしまった人の全てが悪というわけではなく、むしろ、善意を持っている人が多く関わっていて、しかし、見えない存在というのは狡猾ですから神や銀河連盟などを偽装して信奉者を集め、エネルギーを集めようとしていると言う可能性もあるのではないかと思うのです。(あくまでも可能性の1つです)

・・・とその時は思いましたが、後で確認したところによると、外国では「ア・・・」とは呼ばなくて、日本での呼び方だそうです。人目を引くように名前だけカタカナ文字でそれっぽく変えたのかもしれないですね。そのくらいの理由であれば、そこまで問題はないのかもしれませんが。


▪️生まれ変わり

更には、その団体では「生まれ変わりはない」と教えています。これはキリスト教など砂漠で生まれた宗教の特徴なわけですが、その団体の説明によると「エマネーション(=生まれる前に他の人の人生を横や後ろでずっと見ている)で前世のように思うだけで、生まれるのは一度だけ」と言います。

この流派は、以下の2分化を基本に考えているようです。
・転生はない
・転生と思っているのは生まれる前に他の人の人生を見て学習したエマネーション。あるいは、高次でビデオ学習をしている場合もある。高次から途中を経由して転生した場合と、直接降りてきた場合がある。

私の解釈で言えば、転生はあるようなないような曖昧なものですので、そういう解釈も成り立つと思います。

高次から人間への繋がり、という、最初と最後だけを繋げて考えるのであれば(今の自分という単位における)転生は一度きり、というのは、そういう見方もできるかと思います。

しかしながら、途中を細かく見ていけば、結局、世間で言われていることや、私の解釈のようになるのかなと思います。この地球の場合は転生に囚われてしまって何度も転生を次々と繰り返している場合も多いわけで、その際も世間で言われているような転生ではないので転生というのは不適切ではあるのですが転生という言葉くらいしか言い表す言葉がないのでそう言いますけど、一応は転生っぽいお話はありますので、一律に全て「前世などない」としてしまうのは乱暴というものです。私個人の考えとしては魂(幽体)がそのまま転生する場合と、一旦グループソウル(類魂)と一体になってから分霊を作って転生する場合があると解釈していますので、それに加えて、高次から一度だけ生まれて高次に変える、というパターンもあり得るわけです。ですから、そのパターンを否定はしませんが、そのパターンしかない、としてしまうのはこの世の複雑さを無視した、乱暴なお話であるように思います。

特に、魂というのは生まれている間でも分かれたり追加されたりしますので、どこからどこまで転生というのか、微妙なお話でもあります。それでも、分かれたり追加されたりして高次に戻ったり地上の肉体に入ったりを必要に応じて行うのであれば、それは一般的に思われている転生ではないにせよそれに近いようなことは起こるわけです。ですから、一概に全てを否定してしまって「前世はない」としてしまうのは乱暴というものです。

これはこれで、私が知っている範囲の上下を補完している、という仮説も成り立ちます。私が幽体離脱で見たのは割と人間に近い層のお話で、そこでは転生そのものではないにせよ転生っぽいお話がグループソウルを起点として巡回していて、それはいわゆるカルマと光が固まった(分離状態にある)グループと循環のお話であるわけですけど、それより大きなループとしてそのようなお話がある、という解釈はできます。

そういうお話であれば、大きなサイクルとして転生はない、というお話も、辻褄は合います。その団体の人はそういう説明はしないかもしれませんが、私個人の解釈です。個人的には、この解釈で違和感がありませんので、ひとまず、そのように理解しておくことにします。

・大きなサイクルとしては転生はない(とも言える)
・小さなサイクルとしては転生(のようなもの)はある

(この辺りについて、私の見解を近日中に細かく記したいと思います。)


▪️傲慢さ

伝統がそれなりに(一応)あって(あるように思わされて。そのように宣伝されて)、自分がその一員であるとすれば(そういうことにして仕舞えば)、それほどスピリチュアル慣れしていない人であればすぐに傲慢にもなってしまいます。私はその団体に少し違和感を感じているわけですが、分析するに、メンバーの傲慢さからする違和感が一因のように思います。

そうは言っても、確かに、そこから繋がっている世界各地の団体が現実世界において(時に歪んだ面もあるにせよ)力を持っていて、本人たちは聖なることをして奉仕をしているつもりでいたりしてメンバーにはそこまで罪はないのですけど、それでも、傲慢さというものは時に魔の入り込む余地を作ってしまうのです。善意の顔をした高次の導き手が恣意的に介入して傲慢さのために信奉者を集めようとすることはあって、それに惑わされたりそれを信じてしまうことにより道を踏み外すことは多々あるわけです。本人たちにその自覚はない場合もあるようにも思います。


▪️善と悪に分ける気質

根拠はないですが私の直感では「(本人たちは善を追求しているつもりなのでしょうが)そのように善と悪を分ける気質が、アトランティスなど各種の前文明の破滅を引き起こした」とも思えて、そのように、「分離」の意識のままで「悪」を捉えていることこそが、この世界が二元性の価値観のまま留まっている原因になっていると思うのです。割と伝統的でスピリチュアルの一角をかつては担っていた筈の団体が、今はその教えが途絶えがちになっているのも、アトランティスで失敗した価値観の見直し、と言うところが十分にできていなくて、それ故に、アトランティスの再現(としての文明の破滅)を繰り返すことになるかもしれないのです。

二元性のある「善と悪」に基づいた「善(=神、完全なるポジティブ)」と「悪(=悪魔、ネガティブ)」という二分法は、本人たちは伝統に則っていると思ってはいても、それは古来から続く「失敗した世界(アトランティス等)」から続く価値観であって、その価値観でいるが故にヒーリングを進めてきて「ネガティブ」を取り去って「ポジティブ」な状態にするわけですけど、実のところ、それは割と簡単なことで、もっと難しいのは現実と向き合うことなわけです。

オーラ的に言うならばネガティブなオーラは全て自分のものではなくて拾ってしまうものもあるわけで、拾ってしまったものは捨てれば良い、という理屈は、もちろんこの世界は自由ですからそのように考えてそのようにするのは本人の好きであるのは基本ではあるわけで、実際、そのようにしている人も多くいるわけです。ネガティブな感情は本人のものでは必ずしもなくて植え付けられたものであると言うことを理解するのは重要で、そうしなければネガティブに囚われてしまうこともありますから、まず、その段階は突破する必要があります。それはそれとして、仕組みの理解は必要と思います。

ここで解として示したいのは、自分の波動が上がれば、そもそも、そういう善と悪との二元性に左右されないくらいになる、ということです。ネガティブなオーラというものはぷかぷかと雲のように浮いていて壁や窓も通り抜けてきますから不意に接触することもあります。その時、自分の方の波動が高ければ、素早く解消できるわけです。

一方、そこまで波動が高くなければ影響されてしまいますから、ヒーリングやら何やら手段が必要になってくることもありますが、それよりもむしろ、(ちょっとスパルタかもしれませんが)「何もせずに放っておく」ことが、本人のオーラを強くして長期的に波動を高める方法だと私などは思うのです。千尋の谷に突き落とす、ではないですけど、あまりにヒーリングに変重した考え方でいると、他人を「ポジティブ」「ネガティブ」に分け始めて(自分はポジティブ側にいるんだという)選民意識に染まることがあるように思うのです。あの団体には、多少ながら、そのような風潮を感じます。そして、そのようにヒーリングに頼ってばかりいると、とても弱いネガティブにも過敏に反応してしまうようになり、ネガティブに対して弱く、ネガティブに影響されやすくなってしまうように思うのです。

それは、一見すると「神」の側にいると本人たちは解釈するかもしれません。しかし、神は善も悪も内包していてポジティブもネガティブも両方含めたものであって、この世の「空間」そのものが神なわけです。このようなお話はこの団体でもちらほら言っていたような気もしますが、ことポジティブとネガティブの話になると二元性の世界に戻ってしまうわけです。となれば、本質的なところでこのことを理解できていない、その理解には本質的に達していない、ということなのではないかと思うのです。

本人たちは、この伝統はアトランティスにまで繋がる、みたいなことも言っていて、私の感じた違和感は、もしかしたら、元々アトランティスの世界にあった違和感なのかもしれない、という仮説までも出てきました。なかなかこれは確かめようがないですが、この団体に感じる違和感は、もしかしたら、この世界を覆っているスピリチュアルな違和感を理解するための鍵になるかもしれないのです。

であれば、この団体の違和感を理解することで、スピリチュアルな世界にある、根本的な間違い、の部分を理解していけるのかもしれません。ある種、反面教師として。

私の今世での課題の1つが「スピリチュアルの成長の階梯を確かめること」であるわけですが、その一環として、この種の人たちの価値観を調べてみるのもその助けになるかもしれません。そういう意味で、本来、私とは少し考え方の異なるこの団体で少し勉強するように上から指示があったという面もあるのかもしれません。


▪️ヒーリングをことさらに勧めてくる違和感

(見えたり、見えなかったりしますが)宇宙人や高次の存在(見えない存在)はエネルギーをうまく扱えますからヒーリングやネガティブなものを除去するなどといったアストラルな施術に長けていて、それ自体の技術は効果があったりしますので否定しませんが、それは、効果そのものよりも、文化の違いを感じるのです。負の面を悪とみなして取り去ってしまえば良いと考える文化、それはこの団体はそれが正当な伝統的な何千年も続いてきたやり方と言っていますが、それは、私から見ると、違和感があるのです。

実のところ、「この世界は全てが完璧」ですから、葛藤や迷い、怒り、苦しみ、などなど、全てが学びな訳です。ですから、感情の起伏や諸々の状態こそが愛そのものであるのに、そのような団体は「ネガティブ」ということで、そのような部分を切り取って捨ててしまって、ヒーリングをして負の面を取り去ることであたかも光に包まれたかのような状態にはしてくれますけど、それは、学びのチャンスを奪っているということでもあって、とても罪深いことであるわけです。本人はいいことをしているつもりなのでしょうけど、それは余計なお世話どころか、善意を装って害悪を与える行為でもあるわけです。

宇宙人系の団体や、宇宙人とチャネリングしている人にはその傾向があって、人間的な葛藤や物事に重きを置かない、人間的な「負」の感情は「悪」として、神とは逆のところにいるものとして、切り捨てる傾向があります。

確かに、オーラ的に見れば自分自身ではないオーラをもらってしまって苦しんでいる場合も多いのでそのような場合は理解というよりは単純に捨てる方が適切な場合も多々あります。しかし、ここは、そのような種類に関係なく、一律で「負」のエネルギーは切り捨てて「清浄」なオーラの状態を保とうとする傾向があるように思うのです。この気質は割と数十年前のニューエイジ時代に強い傾向がありましたけど、その考え方を今だに持ち続けているようです。

これは、一見すると良いことのように思えるかもしれませんが、そこに「理解」というものが足りていない場合、同じ問題が再発するわけです。と言いますのは、この宇宙というのは「法則」で成り立っていますから、(負のエネルギーを単純に貰ってしまった場合は捨てればいいだけですけど)負のエネルギーを生み出す根本原因が自分の中の(間違った)理解(=法則)にあるのだとしたら、その誤りを理解せずに単純に負のオーラを「捨てて」しまうだけでは、また宇宙の法則(=間違った理解)によって同じ負のエネルギーを生み出してしまうわけです。

・もらってしまったオーラ(捨てても良い、もっと観察してみても良い、どうするかは自由)→ 街で何かが目に入ってきたようなものです。
・自分の持っている原理原則、気質、法則で生み出してしまった現象、そのことで自分あるいは相手に発生した(良い悪いに限らず全ての)オーラ → これは、自分自身の在り方の理解を深めて「法則」を理解しなければ再発する。ヒーリング重視の団体はこれを疎かにして、自分の原理原則が原因で発生した出来事であっても「ヒーリング」で「(負の感情やオーラを)切り離して」あるいは「(負のオーラを)消滅させて(浄化して)」それで解決したとみなす傾向があるように思います。

団体所属のヒーラーが誰かのヒーリングをして、自分に対してもヒーリングをして、という状況は、私からすると「そこのヒーラーはなんて面倒な生活をしているのでしょう」と思うのですけど。それよりも、普段からストレスのかからない状態、周囲に影響されない状態になれば良いのに、と思ってしまいます。感覚が開くと負の面に影響されやすくなる、というのはそれはそうだと思いますが、それは、ある程度、致し方ないことかと思います。もらってしまったオーラは捨てるなり浄化(消滅)させるなり好きにすれば良いわけです。しかし、それを続けていると、自分自身の中に存在している「間違った理解」「間違った法則」に気づく機会が極端に失われます。と言いますのも、顕在化する前に本人が浄化(ヒーリング)してしまうからです。オーラというものは正しくても間違っていても時間が経つと顕在化します。自分の中に眠っている「間違った理解」「間違った法則」があれば、それは時間をかけて周囲の現実として現象化し、そのことで自らの間違いに気づくことができるのです。ヒーリング偏重になることにより、そのような「現実化」が起こらなくなり、自分の中にある「間違った法則」「間違った理解」に気づく機会が失われるのです。

このような傾向は、あまりにも潔癖主義だったりして汚れを知らない、人生経験の少ない人にありがちなわけですが、本人はヒーリングもできてオーラも整っていますのでスピリチュアル上級者だと思い込んでいる場合も多く、それでいて、何か他の人に言われると怒りの沸点が低くてすぐにブチギレるという、歪んだスピリチュアルになるわけです。

そんなオーラのことなんて気にせずに、普通に暮らしていけば自分の間違った法則や間違った理解も周囲に現象化していき、それらの課題を一つづつ解消していけば次第にトラブルは減って素直に普通に気軽に軽やかに生きられるようになると思うのです。

そうなると、オーラの汚れの原因の1つである「原理原則」「理解」という面は解消されていきますので、そうなってようやく、「もらってしまった汚れは貴方の責任ではない」というところに入っていっても、階梯としては十分だと思うのです。

なまじ、ヒーリングなどをして潔癖主義でいるより、よほど、普通の生活を精一杯生きている人の方が健全であると言えます。


▪️銀河連盟と宇宙連合

その団体では何故か「宇宙連合」をことさらに否定して「銀河連盟」という得体の知れない団体を崇めていて、祈りの儀式の最初に「銀河連盟の⚪︎⚪︎」と唱えるように教えられましたけど、どうやら昔はこの部分はなくてただ単に「宇宙の⚪︎⚪︎」となっていたようですので、これまた違和感があります。講師の方に「銀河連盟とは、具体的に何ですか」と聞いても明確な答えはなく、「よくわからない。なんとか星人、というのは聞いたことがある」という程度で、そのような得体の知れない銀河連盟とやらを拝めていて、それでいて、宇宙連合(これまた定義が微妙)を否定しているところが、よくわからないところです。話の流れからするに、銀河連盟と宇宙連合とが対立軸になっていて、宇宙連合はシリウスやプレアデス系のことを指すようですが、宇宙連合のことを半グレの乱暴者の集まりだと言って、自分たちは銀河連盟の側にいるので良い方だと説明しているのですが、そもそも銀河連盟とは何なのかの説明がないのです。そのような、よくわからないものに頼って崇めるって、どうなのでしょう?

講師からの説明がないので主観的な解釈をしますと、こういうのは、対立軸で考えるとスッキリするのです。ことさらに宇宙連合を否定するということは、シリウスやプレアデスとの対立軸が銀河連盟である、ということが基本にあると思います。そして、宇宙の対立軸となるとシリウスやプレアデスに対立しているのはオリオン、それはオリオン大戦などに遡るわけですが、実のところオリオン自体はもう和解をしている筈ですので今更対立軸になることは考えられず、それよりも、特にどの星ということは特定せずに、宇宙の根源エネルギーとの繋がりを失いかけていて生命エネルギーが枯渇しかけている人たちが一定数いて、それは多種多様の星から集まった、そういう人たちの集まりで、その人たちは人々の信仰心、信奉心が自分たちのエネルギーを高めることを知っていて、その側が光を偽装して、自分たちの信奉者を集めてエネルギーを高めようとしている、というのが現状なのではないかと思うのです。

私は30年くらい前に宇宙連合とチャネリングしているという団体で少し勉強したことがあってそこにいる人たちと話をしたこともありますので比較ができますが、関わっている人を比べてみると、宇宙連合の人とコンタクトを取っている人も、銀河連合とやらとコンタクトを取っている人も、そこまで変わらないように思います。性質として少し違いはあるものの、それは団体や付き合う相手の違いというよりも時代の違いの方が大きいように思うのです。宇宙人の側は大きく変わるにせよ、人間の側はそこまで変わらないように思います。それに、宇宙人と言ってもいろいろいますので、一概に崇める必要はないわけです。(本当かどうかは分かりませんが)私(のグループソウル)には一応プレアデスの宇宙船で暮らした記憶のようなものがありますので、宇宙人と言っても地球とそこまで変わらない面もあると思います。


▪️裏試験

私の意識の中で知っているこれ系の団体と違いすぎますので、一つの可能性として、漫画「ハンター・ハンター」におけるハンター試験のようなもので、表立ってはライセンスを与えるけれども、裏試験が実はあるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。制度化してしまうと変な人が入ってきてしまうので、一応はクラスと制度は作るけれども、表に出していない部分があるのではないかと思うのですが。そう思うのは、考えすぎですかね。微妙ですので一般的に(私は)ここを他人には勧めません。

「受講さえすれば能力を授かります」系のセミナーは沢山あってここもその1つなわけですが、実際、ここの先生と話をすると「成長に数十年はかかるのが普通」と言いますから、宣伝文句としては良いことを言っていても、内容はというと割と普通だと思います。宣伝が上手いのですよね。

ここの先生は人によっては「受講しなければ絶対にスピリチュアルの成長はしない」と断言する人がいますけど実際、ここの先生ではない人でも(ネイティブだったりそうでなかったり)かなりの力を持った人は沢山いますので、このような100%断言は自分の頭の悪さを知らしめているようなものです。数学で100%完全否定というのは証明問題で「すべての可能性を否定」しないといけないので、このような証明は非常に困難であるのにも関わらず簡単にこういうことを言うのは学校の勉強をあまりしっかりしてきていないのではないかと思うのです。

スピリチュアルをやるにしても、学校の普通の勉強が下地になって基礎になるわけで、変なものを見抜く手立てが普通の勉強で養われるわけですので、スピリチュアルの人は割と普通の勉強を軽視しがちですけど、普通の勉強は重要なわけです。

そもそも、実力があれば、このような団体に関係なくスピリチュアルは成長するものだと思いますし、このような団体で勉強したところで本当に実力があるのは1000人に1人とかですから、表立って募集しているクラスはハンター試験のようなものなのだと思います。表向きはタイトル(ライセンス)を一応与えるけれども、本当のメンバーは他で見極めて募集しているような気が致します。そのような表向きの団体でしかないようにも思います。

そもそも、他の関連団体とそこまで繋がりがない、という時点で怪しいです。私が個人的に知っているこれ系の関係者ともかなり雰囲気が違いますし、よくわからない団体です。例の団体のメンバーに公募してなれるなんて聞いたことがないです。表試験と裏試験があると考えた方が自然です。

一番上に(霊体の)巨大な強力な大天使のような存在がいて、その下にヒエラルキーじゃないですけどある程度の規模で団体に分かれて活動しているわけです。まあ、一応、そう言う説明もされましたけど、実際、机上の勉強以上にどこまでやっているのか、よくわからないのです。私が知らないだけなら良いですど。「そんな気がする」程度のことなら誰でもその気になれますけど、本当にしっかり幽体離脱して意識的に活動できるにはそれなりのレベルが必要です。

(・・・とは言いましても、後日、ちょっとこれは考えすぎかな、という気がしてきました。)


▪️幽体離脱

教えている幽体離脱もなんだか微妙で、「やった感」を出しているくらいのお話のようにも思います。思うに、一瞬に意識を飛ばして幽体離脱ぽくなる、夢の中で幽体離脱(っぽくなる)、というレベルであれば割と誰でもしていると思うのです。ですが、起きている時に顕在意識を働かせたまま意識的に(一時的に)きちんと幽体離脱するのはもう少し上のスピリチュアルな成長レベルが必要です。話を聞く限り、ここで教えている幽体離脱はやった感を出しているくらいのお話の方のようにも思いますが、どうですかね。私が小学校の頃に行った幽体離脱は完全に自分から離れて、明確な知覚を伴いましたので、ここで言われているような「やった感」のお話とは明確に異なります。それに、私の場合は時空を越えられましたけど、ここのお話はというと現在の時間軸で活動するお話しか聞いたことがありません。

この辺りでも、一般向けの説明をしているだけで本当の説明は別にあって、例えば漫画ハンター・ハンター(の念の2つの説明)のように表向きの説明をされてそれっぽく理解させられているだけなのではないかと思ってしまいますけど、どうですかね。自分の頭で考えれば、何かおかしい、と言うことに気が付くはずで、現実の幽体離脱と比べてみて説明が付かなければ、理屈・説明が足りないか、何か隠されていることがあるわけです。机上で教えるのは通り一遍で、実際やってみて気づいて質問して初めて本当のことを教えるということならばそれはそれでいいのかもしれませんが。

(これは、現状の印象、ファーストインプレッションのメモです。後ほど理解が変わる場合もあるかと思います。)



[2023/12/28 追記]

・・・その後、ふと、思い出しました。

▪️上からの指示

しばらく忘れていて、ふと思い出しましたけど、確か、最初に上位の存在から「あの団体が微妙な感じになってきているので、ちょっと様子を見てきて」と言われていたようにも思います。(私が直接ではないですけど)グループソウル繋がりで、とある分霊が設立に多少は関与していた団体であり、最近よくわからないことになっているので、私なら目立たない、普通の人っぽく見える、しかも割と近所だから行くのも楽でしょ、ということで様子を見てきて、と言われたことを思い出しました。他の人(分霊)が行くと目立ちすぎるようなのです。私は平凡な普通の人の風貌なので、一見するとスピリチュアル系には見えないのです。

今のところ、あそこは「怪しさ満点」という印象です。色々なスピリチュアルや宗教を見境なしにごちゃ混ぜに取り入れていて、自分たちが伝統的な団体だと標榜しているのならば伝統的なことだけを教えてくれれば良いのに、何やらどこかで聞きかじったことを無造作に脈略なく言ってくるので、訳がわからないのです。こういうのは、中心にいて創設した人はそれなりにわかっていることが多くて、それ故に、多様な宗教の良し悪しがわかるので取り入れている、という場合も多々ありますので、そういうことであれば、そこまで悪いことでもないかなという気もしますが、傍目から見たら怪しすぎるのです。

これが、最初に上から指示があった時に言われた「微妙な感じ」ということですね。意味がわかりました・・・。確かに、微妙な感じになっています。私が認知したので、その印象を上の存在にフィードバックした訳です。 最初、どうして、こんな違和感のある怪しいところのセミナーを(受けるよう指示された上で)私が受けないといけないのかな・・・ と思っていたのですけど、そう言うことだったのだとしたら(一応)納得です。

あの、一部の中心の人物の、ちょっと不思議な面白いような、見ているとついつい面白くて笑っちゃいそうになる微妙な感じ、確かに、私の知っているグループソウル繋がりの人たち(分霊たち)とどこか似ている部分があります。というか、私も側から見たら実は似た雰囲気かもしれなくて、微妙な、面白いような、変な感じが私にもあるのかもしれないです。自分だと気がつかないですけど、どうなのでしょ。人のこと言ってますけど、私も、同じように面白く見えるのかもしれないです。主要メンバー(の一部)は、どこか、ほんのちょっとだけですけど、確かに、私の属するグループソウルの「香り」が少しだけします。全部な感じではないですけど、どこか、雰囲気にせよ面白い態度にせよ何となくの香りにせよ話し方にせよ、どこか似ているので、何かの繋がりがある、と言うのは確かにそうなのかもしれないです。

そして、今後、そこの他のセミナーを受けても良いし、別に、受けなくても良い、ということを言われています。時間と余裕があったらなんとなく様子見に行って印象を上にレポートする、というくらいで良いようです。その時、主要メンバーに感が良い人がいて私のことを見抜かれそうになることもあるようですけど、私を見守っている上の人が幕のようなものをかけて隠してしまうので、一瞬「あれ?」と思われるくらいで、基本は普通の人として扱われるようです。その方が煩わしくなくて良いですしね。様子を見るなら、そのくらいの方が目立たなくて良いです。あと、他の主要メンバーで私と同じグループソウルの分霊かもしれない人に関しては、あらかじめ事情を上から説明されているので、そういう事情ならということでまんまスルーされそうな気がします。実際、どうなるかわからないですが。現時点でのメモです。