クンバカ(止息)でエネルギーを上下させる

2020-11-18 記載
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

瞑想をしていると、クンバカしていない普通の状態ではエネルギーが常に細かく上下しているのを感じます。いまいち安定しません。意識が穏やかになって息が長くなってくると安定してくるのですが、意識的にクンバカ(止息)することでも意識およびエネルギーを変えることができます。

吸った後にする止息(プラーカ・クンバカ)
吐いた後にする止息(レーチャカ・クンバカ)

これらは、それぞれエネルギー的には以下のように動くように思います。これは教授をしているわけではなく、私の今朝の瞑想のただのメモ書きですので必ずしも他の人が同様になるとは限りません。

プラーカ・クンバカ(吸った後の止息)は、エネルギーが上がります。
レーチャカ・クンバカ(吐いた後の止息)は、エネルギーが下がります。

上がった方がいいかというと、必ずしもそういうわけではなく、実際は3つのクンダリーニが動くようになっていて、ここで上がるとか下がるとか言っているのはあなた自身のボディ・クンダリーニのことです。

・あなた自身のボディ・クンダリーニ(多くのスピリチュアルな道において一般的に教えられ実際に使われているクンダリーニ)
・ハイアーセルフ・コスミック・クンダリーニ
・アース・クンダリーニ

「プレアデス 神聖なる流れに還る(アモラ・クァン・イン著)」より

ボディ・クンダリーニは腰やお腹のあたり、特に仙骨を中心に普段は存在しておりますが、そのエネルギーを上げるためにはプラーカ・クンバカ(吸った後の止息)をして、逆に、下げる(仙骨に戻す)ためにはレーチャカ・クンバカ(吐いた後の止息)をすればいいわけです。

そうすると、2つ目のハイアーセルフ・コスミック・クンダリーニが空いた空間に天から降りてきます。

ですから、特にレーチャカ・クンバカ(吐いた後の止息)をすることでコスミック・クンダリーニを上半身で満たして静寂の境地に至ることができるわけです。

瞑想をして普通に静寂の境地になるのを待っても良いですけど、深呼吸だけで達せられればそれで十分ですけど深呼吸で静寂の境地に至らない場合はレーチャカ・クンバカ(吐いた後の止息)をすればいいわけです。これは自分のメモ書きですので他の人も同様になるのかはわかりません。

段階としては、以下のようになるのかなと思います。

1.ボディ・クンダリーニを目覚めさせる。体全体が熱くなる。ブラフマ・グランティが解かれた状態。
2.ボディ・クンダリーニがマニプラ優勢の状態になる。
3.ボディ・クンダリーニがアナハタまで上がり、アナハタ優勢の状態になる。ヴィシュヌ・グランティが解かれた状態。
4.ボディ・クンダリーニがアジナまで上がり、アナハタとアジナが一体となるオーラの状態。ルドラ・グランティが解かれた状態に相当。
5.ハイアーセルフ・コスミック・クンダリーニが天から降りてくるようになる。それに応じて、ボディ・クンダリーニは押し戻されるようになる。
6.上半身がハイアーセルフ・コスミック・クンダリーニに満たされ、静寂の境地に至る。

これらは、それぞれのステップが数ヶ月とか半年とかで段階的に変わってきたように思います。

静寂の境地に至るために、今までは集中瞑想で時間がかかるときもあればすぐに静寂の境地に入ることもありましたが、それよりも、レーチャカ・クンバカ(吐いた後の止息)をした方が素早く静寂の境地に入れることに気が付きました。

それは、意識という観点からすれば静寂の境地であるわけですけれども、実際にはエネルギーの動きがその背後にあって、上半身がハイアーセルフ・コスミック・クンダリーニに満たされることで静寂の境地に至るというわけです。

ですから、まだハイアーセルフ・コスミック・クンダリーニが降りてきていない人がレーチャカ・クンバカ(吐いた後の止息)をしたところで何も起きないのかな、という気もいたします。

そういうわけで、6番のステップは2つ選択肢があるように思います。組み合わせてもいいかもしれません。

6A 集中瞑想をすることで頭のタマスを集めてヴィシュッダに送り、静寂の境地に至る。これは視点をかえればタマスが含まれているアース・クンダリーニを頭からヴィシュッダ以下に下ろすということでもあります。その空いたところに天からコスミック・クンダリーニが降りてきます。これは、タマスを集めるという意図をする必要はなく、単に集中瞑想をすれば勝手にそうなる、という種類のものです。
6B この場合、レーチャカ・クンバカ(吐いた後の止息)をすることでアース・クンダリーニの全体を下方に動かします。そうすると先端部である頭など上半身のアース・クンダリーニも下方に下がり、その分、空いたところに天からコスミック・クンダリーニが降りてくるわけです。これまた、アース・クンダリーニを動かすという意図は不要で、レーチャカ・クンバカ(吐いた後の止息)をすると勝手にそうなるというものです。

これは個人的なメモですので他の人のことはわかりません。

更には次のステップがあって、天のコスミック・クンダリーニが下半身にまでそれなりに満たされるとそれに応じて各所の緊張が解けてゆきます。

その状態になると、ボディ・クンダリーニやコスミック・クンダリーニとも違った、現在の地球の汚染された空気のような少しもやっとした汚れたオーラが下方に感じるようになります。それがおそらくはアース・クンダリーニなのかなと思います。

1.ボディ・クンダリーニを上げる
2.コスミック・クンダリーニを下げる(ボディ・クンダリーニは押し戻される)
3.アース・クンダリーニを(下半身を通じて)引き出す (→ 私はこれから)

というような順番になるのかな、と思います。

このあたりは、前出の「プレアデス 神聖なる流れに還る(アモラ・クァン・イン著)」に詳しいです。

アース・クンダリーニは過去は綺麗だったのかもしれませんけど今は汚染されているような感じで、これは、土地にもよるのですかね? 田舎暮らしした方がいいのかもしれません。地方での瞑想で違いを試してみてもいいかもしれないとも少し思います。