神社で神様に出会って有頂天になって道を踏み外す人たち

2025-11-02公開 (2025-10-25 記)
トピックスピリチュアル

割とあるあるで、それまでは地道に修行をしたり瞑想をして精神修業をしてきたりするわけですが、ある段階になると、様々な霊、それは大抵は悟っていない神様、悟っていなくても神様だったりするのですが、そのような神様だったり低級霊や動物霊の場合が多々あります。

霊能力者が「神様と繋がった」とか言って、自分でもよくわからない儀式を各地でやらされる、などは昔からよく聞くお話です。その説明として、天変地異だとか地球を鎮めるだとか、そういうお話も私が子供の頃から30年以上もずっと色々と聞きますけど、私が30年前にちょっと知り合っていた団体にしても「神様に言われた儀式は全てやった。もう終わった」みたいなことを言っていたのにも関わらず、その後、延々と「大災害が来るぞ、来るぞ」と言いながら来ない詐欺を繰り返し、何やら変な感じになって団体は衰退していったわけですが、思うに、神様自身の利益のために使役させられただけではなかったのかと思うのです。その団体にしても、何やら代表が「ついに日本の神様と繋がった」みたいなことを言い出して、それから方向性が狂い始めたように思いますので、やはり、日本の神様がどうのこうの、と言い出した時は気をつける方が良いかと思います。

神様は当人の名前を言わないことも多く、有名な神様を名乗っていたりして、本当にその神様の分け御霊だったりもすることもあるのですが大抵の場合はそう名乗っているだけか遠縁がある、はたまた、悪意はないもののその人を導くために有名な神様を名乗っていたりする守護霊の仕業だったりするわけです。古神道では相手を見極めるための審神者がありますし、チャネリングやミディアムにおいてもこれらの変な存在を見分けることは重要だと教えられます。

一方、カルトなどでは有名な神様を名乗ってチャネリングなどを行い、新興宗教やカルトの信者はすぐに有頂天になったりしますけど、そういう著名な神様が出てきたら、まず、本当にそうなのか疑った方が良いわけです。有名な名前を言われると、スピリチュアル初心者やカルトのメンバーなどはすぐに信じてしまうわけです。神様の名前がマーケティングになってしまっているわけです。

こういうお話は波動で見分けることが基本です。変な存在であれば波動が低いので、直接的にすぐに変な存在であることがわかります。

悪い存在ではないにしても、本当に神様かどうか疑わしい場合、大抵は普通の導きの存在であったりします。守護霊やガイドなどです。簡単な見分けのテクニックとしては、直接的に「貴方は本当に○○ですか」と聞いてみることです。ある程度の霊格がある存在であれば「聞かれたら正しく答える」ということをします。ですから、本当に神様か聞いてみれば、大抵は「そうではない、私は○○○と答えてくれます。」では何故に神様の名前を語ったかと言いますと、よくわかっていない当人に対して、そのように有名な名前を言った方が導きになるという、良きに計らった行動であることも多いのです。

霊能力者やヒーラーあるいはチャネラー等で有名な神様とコンタクトをしている、あるいは、契約をしている、みたいな主張をしている人がいますけど、大抵の場合はそれに縁の(一応)あるような存在が有名な神様の名前を語っていたりする、という状況なわけです。見た感じ、とあるカルトのチャネラーは守護霊が有名な神様を語って導いていることが多いように思います。そのように、有名な神様だと思って自尊心を高め、霊能力者として神様の名前を看板にして商売している人も多いわけです。

本当に立派な神様であれば、当人がある程度に至るまでは名前を教えてはくれません。名前などどうでもよい、という立場の神様の方が信用できるのです。

有名な神様だったりしても大抵の場合は大勢を見ていますし、有名な神様を語っている場合にしても縁があるかその遠縁の一族という程度、あるいは、当人がその神様を好きなようなので聞く耳を持たせるために語っている守護霊、ということがほとんどのような気が致します。

あるいは、変な存在、動物霊が神様を語っている場合も多いです。その時は波動でわかります。動物だっても何百年や1000年など霊界・アストラル界で生きているとそれなりに力を持ちますので、波動が低くても動物霊はそう馬鹿にできないのですが、そのように、悟っていなくても力のある霊はいるわけです。

また、宇宙由来の動物霊もいるようですけど、大抵の場合は地球に長く居着いていますので融合が進んでおり、いわゆる喋る動物(の霊)と宇宙由来の動物霊(もちろん喋る)の見分けは困難な気が致します。

古典的には霊能力者というと単なる能力はもちろんのことならが審神者も重視されますが、低級霊が有名な神様の名前を語っていることなど普通にあるわけです。

神社などに行くと、時折、神様と名乗る存在のコンタクトがあって、修行している人がある段階に近づくとそのような存在からのコンタクトがあって、そうなると多くの人は「私は神様と繋がる段階に来た」と有頂天になりますけど、それは、落とし穴である場合が多々あるわけです。

ヨーガ・スートラでも言われているように「神様からのコンタクトがあったら、それは退けなければならない」というのが基本にあるかと思います。ヨーギーがある段階に達すると、様々な神様・デーヴァー達からのコンタクトがあり、色々な勧誘あるいは誘惑が満ち満ちています。しかし、最高のヨーギーを目指すものはそのような誘いを退けなければならない、と古典的に言われていて、それは真実であるように思います。

特にこの日本は、神様がそもそも荒っぽいです。それは江戸時代や戦国時代に代表されるような日本人のイメージそのものです。日本にはいわゆる神界からの転生者が多く居て、その神界あるいは天界には多少の層の違いがありますけど、天に近くてより神様っぽい人が一応は神様と言われていてそれらの人たち(神様というよりも人)が日本の神様と一応は言われているわけです。そして、一般庶民は神様とはあまり言わないですけどそこまでは違わなくて、神界の一般庶民は割と日本のような平和な状況でのほほんと仲の良い人たちと楽しく暮らしているわけです。

一方、神様というともうちょっと怖くて荒っぽい、あるいは気性の激しい存在で、それは、悟っている場合もなくはないですけど多くの場合は普通の人を強くしたような感じなのです。

ですから、まず動物霊を避けるのは当然でありますけど、いわゆる神様であっても大抵は悟っていなくて、霊能力者くらいのレベルですと神様の意図はわからなくて、使役させられてしまう場合もよくあるわけです。

私の場合も多少は日本の神様と縁があるわけですが、神様に言われた通り盲目的にやるということはなくて、それでも、日本にいるのですから関わりがあるのであり、既に子供の頃から色々と道が用意されていて、既に色々と自分のやるべきこと、立ち位置が見えてきましたので、それは変わることがないのかなと思っています。

その一方で、神様と急に縁があって道を踏み外すことがないよう気をつける必要があるわけです。大抵の場合は使われて終わりになってしまうように思います。