ワンネスを説く天使と二元性の争いのオリオン

2025-04-20公開 (2025-04-14 記)
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

元々この地球には次元の異なる2つの存在がいました。天使の方は元々は導き手でもあり管理者でもありました。天使はかつてあった天使の母星での争いの後に宇宙へと出たルシファーが「遊び場」としてこの地球を見つけ、そしてすぐに他の天使たちも後を追って地球へとやってきました。天使は時空を超えることができますので、地球が岩石の塊として形作られた頃から既に地球は天使が目をつけていたということでもあります。時空を超えるという意味においては意識として遠くや過去未来現在を俯瞰して眺めていたとも言えます。今、そのルシファーは実際に地球の衛星軌道上に(宇宙船などなく)その身のまま漂っているわけです。そしてルシファーの周囲には彼を慕っている多くの天使たちや地球で修行して悟りを得た協力者たちが集まって地球の人々を争いからワンネスへと導く活動を行っています。それは一部でブラザーフッドとしても知られている活動です。

一方、オリオンの残党が地球へやってくることになり、その一団もいたわけです。こちらは二元性の価値観に基づく、争いの絶えない勢力でした。こちらは通常の時空間において時間の制約を受ける存在です。とある遙かなる過去において地球にやってきて、その後、地球を我が物顔で支配していました。その長い歴史において彼らが天使の存在に気付くことはあまりなかったように思います。その背後にはいつも天使がいて、オリオンの残党たちは平和へと導かれていたのです。オリオンの残党が争いを起こし、そして天使が平和へと導く、このような基本的な構図があったと言えます。

地球には今、スピリチュアルでワンネスを説くグループがいますがその根本は天使であり、地球への関わりはオリオンの残統が地球に来る前から続いています。ですから、実はというと天使に守られた箱庭がこの地球であるわけです。そして争いの絶えないオリオンの残党が来て、この地球でも二元性の争いを続けています。そして、天使がワンネスを説く、という、基本的にはこの構造なわけです。今でこそプレアデスなどその他の勢力もワンネスを説きますが、元々は天使の価値観であったわけです。プレアデスにとってワンネスの価値観は長い時間をかけて培われたという面と、天使から再度そう導かれたという点があるのです。

地球を平和に導こうとしている宇宙人たちは地球へ来ると、まず地球の物理的な存在に目を向けます。そして、天使たちの存在に最初は気付かないのです。やがて高度に発達した宇宙人たちは天使たちの存在に気がつき、そうすると、衛星軌道上にいる天使たちの一団、特にルシファーに挨拶に来たり、連携して動いたりすることもあるのです。例えばプレアデスなどがその例です。

宇宙の存在は誰でもそうなのですがプレアデスは母星を第一としてプレアデスの人々の幸福のために活動する人たちではあるのですが、そのプレアデスの人々の意識がもう一段上がるためには、地球というものが鍵なのです。プレアデスはカルマの原因によって地球に貢献しているという面があるのですが、それのみならず、地球を理解することでプレアデスの人々の意識が格段に向上することが予見されているが故に地球に関わっているのです。地球を平和に導くことで母星やその繋がりのある星団の人々の意識が向上する、そのためにプレアデスや各種の宇宙人はその中心にいて地球を遙か昔から管理してきた天使たちと連携を取っているのです。

宇宙人の側はそれぞれ集まりがあり、目的も多少は異なっていたりしますが、地球を深く理解しようとする時には、まず争いが絶えない地上の物理的なグループと、平和に導こうとしている天使、というこの2つを理解することが重要なわけです。

そして、そのような天使がいながら何故に地球に争いが絶えないのかというと、天使は人々を強制しないため、人々が争いをすると選択したのならば基本的にはそれを見届けるからです。オリオンの残党がやってきて、たとえば天使がオリオンの残党に対して命令をして戦いを止めさせたのであればそれは奴隷のようなものであり、かつ、オリオンの残党はかつての争いについて学ぶことができなくなってしまいます。そのような支配体制を天使は取らないのです。自由意志により各自が学ぶことが出来る環境、それがこの地球であり、天使に守られながら箱庭においてオリオンの残党が争いを繰り広げているのです。そしてやがては平和へと導かれていくのです。

元々オリオンで戦いを繰り広げていて、未だに二元性の世界に生きている人たちはワンネスのことを理解できないのです。ですから、地上のスピリチュアルにおいても、特にカルトという面において争いを正当化し二元性の世界に生きている人たちが一定数いるのです。それはオリオンの時代の価値観であり、自らの側の力のある存在である意識対を神格化して拝んできたのです。それが悪魔や神々と呼ばれているものです。

神にも色々あり、ワンネスとしての神と、個としての神があります。ワンネスの神とは例えば創造神や地球の神はたまた地域を司る神、そして八百万の神として言い表される集合意識としての神などです。一方、個としての神はとても力のある存在ではあるものの、実は悟っていなかったりします。それは神と表されたり、はたまた相手方の陣営ですと悪魔と呼ばれたりしますが味方の側は神と呼んでいたりします。同じ神であっても立場によって神なのか悪魔なのか見解が異なるのが個としての神の特徴です。どちらも悟っていないわけです。そのような個としての神の中にも神格が高い神様がいて悟りに近い場合あるいは悟っているとみなせる場合もありますけど、そのような神格が高い神様の場合はワンネスを説きますので、分類としては個ではありますけどワンネスを体現した個としての神もいるわけです。

・ワンネスとしての神(全体、地域、集合意識) 天使の見解、プレアデスなどの見解
・個としての神(ワンネスを体現している神) 神格の高い神
・個としての神(ワンネスに至っていない分離の神。力を持っている。神や悪魔など、立場によって見解が異なる)神格の低い神

このうち、天使はそもそもワンネスに生きていますので、この地球の争いに基本的には関わり合いません。天使はただワンネスを導き体現し、祝福を与えるのです。同様に神格の高い神や宇宙人もそのように生きていたりします。これらワンネスに近いグループは争いを生まないのです。実のところ、天使はそこまで理屈っぽくなくて、ただ遊びを体現しています。言葉よりも行動で示し、又、どちらかというと「見守る」ことを主とします。その上で、時折、導きをするのです。天使の祝福とはワンネスの光であり、人々に愛と希望と生きる活力を与えてくれます。天使は何かの神を崇みません。ただ神格の高さの高低というのは天使の中にもありますので、より光の強い格の高い天使に従う、という指示系統は存在しています。ですがそれは権力の構造ではないのです。天使のヒエラルキーとは英智の高さとその神格によって自然に決まるものなのです。ワンネスであっても、そのような階層構造は存在しています。しかしそれは支配構造ではないのです。

一方、(ワンネス以前の個としての)力のある神々(力はあるが神格の低い神)を信奉して自らの側が世界を統一することで世界平和を導こうとしているグループがいるのです。これは一見すると平和を望んでいるかのように見えて、その意識状態はワンネスの見解がありませんから分断を引き起こし、一時的な平和はあり得ても恒久的な平和にはなり得ないのです。そのようなグループはワンネスを否定し、否定するばかりかワンネスを茶化して馬鹿にし、世界の根源は二元性であり争いであり、善が悪を滅ぼさなくてはならないと説きます。そのような見解はとても低い波動のものなのです。そして、そのような低波動の領域が地球に広がるにつれ地域紛争が広がり、戦争が継続されます。スピリチュアルなグループも二元性を肯定するのであればその紛争を肯定することになるのです。とは言いましても、これは長い目で見れば学びの過程であると言えます。意識と言いますのはひと飛びで成長することはなく、少しずつ学習して伸ばしていくものなわけです。ワンネスを否定しているスピリチュアルも無駄ではなく、やがてはワンネスに至る過程としてそのように善と悪の二元性を学び続ければやがて天使や神格の高い神の説くワンネスに辿り着くのも時間の問題であるように思えます。

ただ、そうは言いましても放っておいて成長するかというとそういうことではないわけです。ワンネスを否定するようなカルトのようなスピリチュアルなグループの中に、ワンネスを認知・信奉して真実を知っている人が紛れ込んで内側からワンネスに導こうとしています。いわゆるカルトにいわば潜入員として入り込んで活動している、真実のスピリチュアルなグループのメンバーががいるのです。

これは非常にわかりにくいことではありますが、まず、ワンネスを否定しているようなスピリチュアルあるいは宗教はたまたカルトや秘密結社のようなグループがいるとします。それ自体が秘匿性を持った団体であったりするわけですが、更には、そのようなグループの中に紛れ込んでワンネスを学ばせようとしている関与者・助力者がいるのです。その関与者とはあたかもグループの一員であるかのように見えて、その内実はというと使命を帯びてそのワンネス以前の二元性の価値観のグループをワンネスへと導こうとしているのです。そして、何かあった時に本当に力のあるのはそのような助力者の方なのですが実のところ目に見える成果としてはカルト的なグループの方になり、真実は外には見えにくいのです。カルトの成果として見えることが、実はカルト自身を良い方向に導こうとしている助力者によるものであるのですが、しかし、カルトのメンバーは自分たちのグループの成果として誇るのです。それは無知故にそう思い違いをするわけですが、それでも、ある程度の真実を見せるものとして許容されます。多くの人を真実に導くため、助力者はカルトの団体を利用しているのです。

こうして、カルトがある程度の段階に達すると助力者は離れ、そして、また別の純粋な団体を探します。そうしてワンネスを広げていくのです。そのように、本当のワンネスを広げている団体の大元はまた別のグループであり、個々のメンバーはそれぞれ連携がありますけど、概ね、この地上での活動は個として活動することが多いように思います。そして、その実体はとてもわかりにくいです。ですから、時折、その大元のグループの名前が外に出ることがあっても、大抵の場合は団体として活動していないため、その名を聞いても実体はないことが多いのです。とある大元のグループの名を借りてこの地上で活動していたとしても、それが地上におけるグループであるならばその内実はというと全員がそのメンバーであるというわけではないと思った方がよく、その大元のグループに関わっている人が導いている、と理解した方が良いわけです。大元のグループから認知されていることもありますが、大抵の場合、全員がメンバーではないわけです。ですので、カルトの活動と大元のグループとは割と別として捉えた方がよいわけです。

これは、カルトが二元性を説いて善と戦いの争いを説いていたとして、その中に、ワンネスを導く本当のライトワーカーが紛れ込んでいるということです。実際にカルトがワンネスに目覚めるのはまだ先になるとしても、本当のライトワーカーはその種まきをしているのです。

勘違いして欲しくはないのは、本当の助力者、本当のライトワーカーはそこら中にいるということです。カルトにのみいるわけではありません。必要があって使命とあれば、その使命のために突き進むのが使命を持った人たちの特徴です。そのように地上に降りる場合もあれば、多くの場合は天使たちのグループは目に見えない次元で活動しています。それは霊体・スピリットということでありますが、体を持っていますので一応は個としての存在ではあるのですが、神格がある一定以上高い人たちの集まりです。そのブラザーフッドが地球を平和へと導いているのです。

この地球を理解する鍵は、神格が低いオリオンの残党の価値観を理解することです。「他人が好意でしてあげる」ということの意味を理解せず、何か他人に要求してやってもらうことができたら「勝ち取った」と思って喜ぶような、他の人が好意でしてあげたことを一方的に受け取って感謝するどころか自分の勝利だと誇り、金や権力のためにはあらゆる方法を模索し、人を強いか弱いかで分類する。この世にはそのような人が大勢居ることでしょう。そもそも価値観がスピリチュアルな人とは全く異なり、スピリチュアルを理解せず、他人を見た目で判断し、自分の利益のために最大限に他人を利用する、そのような人がオリオンで争いを繰り広げてきたと理解すれば、この地球の争いの元凶もわかるのです。

オリオンの善悪の価値観とは、そのような価値観をお互いに持って相手を悪(相手は自分を善と思っている)とみなし善(=自分)が勝てば平和になる、と、そのように思って行動してきた人たちなのです。ですが、特に日本人ならば理解できるように、地球において宗教対立や争いを終えさせるためには和が必要であり、そのような日本の価値観をオリオンの残党が理解した時に争いは終えるとも言えます。

争いを止めさせるためには善が悪を倒す必要があるというのはオリオンの価値観であり、善も悪もなくて和がある、それはワンネスということでありますが、和あるいはワンネスとしての平和を導いているのが天使の一団なのです。