この時空に囚われていた私の転生の記憶 (1/4)

2025-02-04公開 (2025-01-22 記)
トピック:スピリチュアル: 回想録

(個人的なお話ですのでスルー推奨)

何度となく繰り返される人生。最初は何の疑問も持っていなかったように思います。何か少しの違和感がありつつも、それで良いと思っておりました。人生の終わりに私の目の前に人生ゲームをクリアできたかどうか結果が表示されましたが、いつも目の前が薄暗くなりバッドエンド。正しい感動のエンディングではありませんでした。そして人生やり直しになります。それを何十回も繰り返してきました。とても幸せな人生であった筈なのに、そうなってしまうのです。社会的にも立場があり、妻にも愛され、何も問題ない筈でした。しかし、いつまで経ってもゴールに達しない状況で、私はこの時空に囚われていたのです。

そこでやがて方向転換をしようと思い立つわけですが、それでも、最初は小さい修正に留まりました。最初はゴール条件がわからず、いろいろ試してみました。自分ではうまくいったと思えた人生であっても終わってみるとまたバッドエンドになってしまうのです。生まれる前に志を立てても、きっとその志の決意が弱かったのでしょう。志を果たすことなく普通の幸せな人生に取り込まれて、なかなか動き出すことができませんでした。それはそれで優しい妻に恵まれて幸せな人生だったのですが、それでは志は果たすことができなかったのです。そして、そのうち元々の志を忘れ、幸せな人生の日々を過ごすことになったのです。志を忘れてしまったものの、何かが足りない、何か心にひっかかるものがありました。美しく女神のような理想的な妻がいつつも、何か大切なことを忘れてしまっていて、時折そのことを思い出すも、何が志かも忘れてしまっていたのです。

そこで、どうなれば正しいゴールになるのか再検討しました。今までは自分の自己実現が目的でそれを果たしてもバッドエンドになるということでした。最初は、もっと大きなことをすれば正しいゴールになるのかと思っていました。しかし、それなりの成果を果たしてもまたしてもバッドエンドになってしまうのです。そこで少しの修正や安定的な環境では駄目だということに気づき、そもそもの立ち位置を見直すことにしました。そして気がついた正しい答えは、自分の元々の成り立ちです。何故、自分がこの地球にいるのか、それを思い出したことで、目的というものがそもそもあるのではなく、自身が地球の未来を選択していける、ということでした。それは安直に地球を救うこと以上に、地球を滅ぼすのも救うのも自らの選択次第ということでした。そのようなことは、かつて思いもよらないことでした。自らの意識は地球の意識および宇宙の意識に繋がっているため、(高次の)自分の意識というものの選択は深いところで地球の選択でもある、ということに気がついたのです。であれば、(高次の)自分の選択として地球はもう滅亡すべきと思えばそうなるし、平和になることを選択すればそうなるのです。今はというと、(高次の)自分としての意識は明確な選択をしていない、それ故に流されてしまっていた、ということにも気がつきました。ゴールがわかったとて、まだその実現には至りません。

(続きます)