獣が人間性を備えて良い人に成長する構造 (1/4)

2026-06-04公開 (2026-04-17 記)
トピック: スピリチュアル

スピリチュアルにおいて獣はあまり語られることが少なく、むしろ「避けるべきもの」として語られることが多いように思います。それは「低さ」「硬さ」として表現され、高波動と対比されて低波動と呼ばれたりします。

しかし、それらの価値基準と「穢れ」とは別に考えるべきだと思うのです。

私もかつてこれらを一緒くたに考えていた時期がありました。と言いますのも、現象面においてはこれらが同時に現れていることが多いからです。

実際には、それらは物質的な側面かそうではないか、という、いわば物質の密度が濃いか薄いかという側面と、波動として乱れているかどうか(それが穢れ)という2軸で語ることができるように思います。

波動が整っている(穢れていない) 波動が乱れている(穢れている)
物質密度が高い ・現実的で安定している
・身体性が強く、地に足がついている
・素朴だが誠実(いわゆる「良い人」になり得る)
・欲望に振り回される
・攻撃性・支配性が強い
・いわゆる「獣的で問題のある状態」
物質密度が低い ・直感的・精神的に洗練されている
・調和的で軽やか
・いわゆる「高波動」と呼ばれる状態
・現実逃避・地に足がつかない
・観念的で不安定
・スピリチュアル的な歪み(妄想・過剰解釈など)

そして、精神的な成長とは一般的には低波動から高波動に向かうと理解されていますけが、物質密度の高低という別の軸が存在しており、単純な一方向の変化ではありません。

ここで重要なのは、「低いこと」自体が問題なのではなく、「波動が乱れていること」が問題であるという点です。

物質密度が高い側か低い側かという違いに関わらず、それぞれの状態において波動を整え、穢れていない状態にしていくことが精神的な成長です。

その時、入口として物質密度が高い側から始まる場合と、物質密度が低い側から始まる場合があります。その違いが、時に良し悪しのように解釈されることもありますが、実際にはそれは単なる性質の違いに過ぎません。

どちらもワンネスです。

(続きます)

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