宇宙人の転生は1度だけなのかどうか

2025-05-17公開 (2025-04-05 記)
トピック:スピリチュアル: 輪廻転生

地球に長く関わっている宇宙人の場合ですと地球への幾度かの転生の経験もある場合がありますが、そうでない場合は地球への転生が初めての場合もあります。

そして、それぞれの人が自身の経験によって理解をし話をするわけです。

よって、転生が1度だけなのか或いは複数回の輪廻があるのか、ということが話題になるのです。

ある人々にとっては転生が一度(一度目)というのが真実でありますし、またとある人々にとっては何度も輪廻転生しているというのもこれまた真実であるわけです。

また、転生というのが言葉と表現の違いだけということもあります。一般的に転生というと人間として体を持って生まれ変わる、ということでありますから肉体の老死の繰り返しが輪廻であるわけです。そして魂というのは一定であります。これが一般的に言われている輪廻転生です。

そして、ある種の人たちにとっては転生ということばを別のコンテキストで使っています。それはというと魂は死なないので転生もない、というようなコンテキストで転生を使うのです。

それはというと転生とは何かという定義の問題になっており、どちらの定義に従うかで表現が異なってくるわけです。転生というものが肉体のことであれば転生はありますし、魂のことであれば転生はないわけです。

たったこれだけのことでありますのに、世の中にはあまりよく分かっていないのか何なのか、これらをごっちゃにして話すカルトや宗教団体あるいは特定のスピリチュアル流派というものが存在します。

魂のことではなく肉体の方ですら転生が一度だけだと主張しているカルトや宗教団体がありますが、実際のところ、確かに宇宙から地球にやってきている宇宙人の魂は多くの場合は転生で1度だけ、というグループもいます。ですからその種の人たちにとってはそれは真実ですが、そうでない場合も多いのです。

特に地球に幾度も転生をしているグループの人たちにとっては地球の輪廻を幾度となく繰り返しており、肉体の輪廻転生は存在するわけです。

それを、どこかのカルトで勉強したのか何なのかドヤ顔で「転生などない」と無理解の主張を繰り広げる人が一定数いるのです。例えばキリスト教など砂漠の宗教には人生は一度きりという厳しい環境砂漠で生まれた世界観が暗黙のうちに横たわっていたりします。一方、アジアで植物や木々が幾度となく生まれ変わっているのを目の当たりにしている環境においては生死は輪廻するという価値観が宗教の根底に根ざしていたりするのです。はたまた宇宙からチャネリングや宇宙人から教えられた教義と主張するカルトであったとしても、それは宇宙人にとっての魂の継続性というものが単に言われているだけのことであることがほとんどで、地球の実情を反映していないことも多いのです。

宇宙人が地球に来て一度目の転生で魂の継続性を知っている、という場合に魂の普遍性を説くために転生などない、ということを言っている場合も多々あると思うのです。それはそれで良いのですが、多くの場合において地球の人々にとって転生は歴然として存在していますので、一部の場合を取ってそれが全ての場合だと論じるのは無理があるように思うのです。

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