深い瞑想に入る時にやってくる魔

2022-11-09
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

魔という言い方は流派的なものですけど、実際には魔というよりは単に忘れていたトラウマが蘇ってきて瞑想を妨げる、ということだと思います。流派によってはこれをインナーチャイルドと言ったりもします。この克服の方法は沢山あるのですけど、スピリチュアルですとインナーチャイルドを認めて癒してあげる、という方法を取りますし、神智学などではこの種類のものを越境の守護者と言ったりします。はたまた、別の流派においては、ヒーリングあるいは何がしかの術を用いてこれらの種となっている核のようなものを吸い取ったり、あるいは、細かなものに分解して排除あるいは破壊したりします。

克服には色々な方法があるのですけど、瞑想において基本となるのは「雑念は気にせず、そのまま置いておけば次第に力を失って消えてゆく」ということです。

時に、トラウマの力があまりにも強くて強烈な拒否反応や叫び、あるいは体の反応など様々なことを引き起こす時がありますが、それは、トラウマが外に出て力を失ってゆく時に体と心が反応しているのですから、割と理に適った反応なのです。一般的にはそのような反応は理解されにくくて心理分析などの対象にもなってしまいますけど、瞑想という観点から言えば、それなりに瞑想が深まってくると今まで日常生活で抑圧されていたものが表に出てきますので、その過程で色々なものが体と心と反応として外に見える形あるいは心の中に現れてくるのです。

スピリチュアルな成長をする修行の場において先生となる立場の人はこの種のことを理解している必要があって、一件すると精神的に問題がある場合に見える生徒であったとしても、それが日常生活を送れないほど問題になっているのか、あるいは、瞑想したことで深く眠っていたトラウマが蘇ってきたために表に出ているのか、見極める必要があるわけです。

スピリチュアルな修行をしていると時にトランス状態になって意識が半ばない状態で見たり聞いたり話したりをしたりすることもありますので、そのような時に、特に先生となる人は、生徒がトランス状態になっているのか一件すると見分けがつきにくいこともありますけど、様子がおかしい時は正気に戻るよう声をかけて刺激を与えてあげるとかして、トランス状態で良くない状態に入り込んでいる場合は助けてあげる必要があるわけです。

トランスが必ずしも悪いわけではなくて、正しく目的に即してトランスしている場合は良いトランスなわけですけど、トラウマが蘇ってきて意識がそれに奪われている場合は相応に対処してあげる必要があるわけです。

(続きます)