自動的な小周天あるいは大周天が起きる瞑想から凪の状態へ

2021-09-02 記載
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

特に意識してそうしたわけではないのですが、最近は瞑想をしていると自動的に小周天が起こります。小周天とは気功やヨーガの本山博先生が紹介している基本的な修行方法で、ざっくり言ってしまうとオーラの塊を体の中心軸に沿って背中沿いに上げてから前面を通して下げる、という方法です。

これは元々は修行法として明示的にそのように意図するもののようですけど私はこれはあまりしたことがなくて、かなり昔に試したことはありますけどそのくらいで、その時は小さな小さな塊のオーラが少しづつ動く、というくらいでした。

最近は、特に意識していたわけでもなく小周天が起こるのですがしていることはいつもと同じで眉間に集中した瞑想なのですけど、そうしていると小周天、しかしながら昔よりも遥かにしっかりとしたオーラ頭に集まっては下半身にまた下がる、というのが繰り返されていることがわかります。

朝起きてすぐなど、オーラに滞りがあって意識があまりはっきりしていない時はオーラの移動と共に意識がはっきりしてくる、という効果があります。

昔のように小さなオーラの塊が動くという感じではなくて、背中のどこを通って、というよりは体の中も使って体の後ろ半分全部を通ってオーラが頭に集まり、しばらく集まるとそれがストンと一気に、高いところからものが落ちるように急に一気にお腹のマニプラの辺りまで落ちた後、更にムーラダーラの方にまで拡散して浸透します。

そうするとまた頭の辺りにオーラが集まり始めて、ある程度集まるとまたマニプラ及びムーラダーラの方にオーラがストンと落ちます。

1サイクルはおそらく30秒から1分くらいで、瞑想でしていることは上記の通りずっと眉間に集中しているだけなのですけど、このようなオーラの移動が自動的に起こります。

これは明示的な小周天というより違った言い方をする流派もある気も致しますが、とりあえず小周天としておきます。

最初、あまりまだオーラが動いていない状態で眉間に集中していると頭の辺りにオーラが集まって、その時点ではまだ意識は少しぼやけていますけどオーラが集まるにつれ少し意識がはっきりしてきて、集まったオーラが下半身に落ちると意識が更に割とクリアになりますけど頭の感覚はほんの少し弱くなります。そしてまたオーラが頭に集まると知覚が少し冴えてきて意識が少しはっきりとしてくるのですが、またしばらくするとそのオーラが下半身に落ちて意識がクリアになって、かつ、オーラが下半身に落ちたことで頭の感覚がまたほんの少し弱くなりますけど元の意識よりははっきりした状態になります。言葉で表現するのは難しいですけど、意識の明晰さに関して三歩進んで二歩下がる、ということを繰り返します。これを繰り返していると、よりクリアな意識のまま頭が冴えた状態になるわけです。

以前は割と1サイクルあるいは1ステップだけが起きて瞑想を満足していましたけど、最近は何サイクルも起きるようになりました。昔はそもそも1ステップ起きるために30分とか1時間とか座らないといけなくて、例えば、オーラを頭に集めて下半身に落とす、というステップだけにそのくらいかかっていました。今は割とすぐにそれができて30秒とか1分でステップ及びサイクルが進みますので、瞑想それ自体の時間も割と短くて済むようになりました。とは言いましても日にもよりますが。

この段階は、人によっては全身周天あるいは全周天と言っていたりもするようです。

小周天が後天の気を識神の力(意識作用)で体にめぐらせるのに対し、大周天は先天の気を不識神(無意識のこと。つまり普通にいう意識作用を止めた状態)の力で発動させ動かす点にある。「秘法!超能力仙道入門(高藤 聡一郎 著)」

後天の気とは普通の気功の気のことで、先天の気とはざっくりいうとクンダリーニの事のようです。他にも条件がいくつかあるようですけどポイントは割とここのように思います。実際のところ、体全体に気が充満するという点に関しては割と昔からそうなっていましたけど、ここに書いてあるように「(気が)めぐる」というようになったのはここ最近のことです。この本は割とエンターテイメント系の本でスノで私はスルーしがちでしたけど改めて見てみるとこういうポイントは意外にもしっかりと抑えていて、エンターテイメントを抜きにして見れば参考になる点もあるように思います。

瞑想をすることでオーラが動き出すのですが、一旦オーラが動き出してしまえば瞑想を終えた後も日常生活をしながらでもゆっくりとオーラが回転するように思います。

思い返してみれば、次のような段階を踏んだように思います。

1.オーラがサハスララにまで満ちていない状態(オーラはまださほど動いていない)
2.オーラがサハスララに満ちた状態(オーラはまださほど動いていない)
3.オーラがサハスララから少し落ちた状態。あるいはオーラがサハスララに集まり過ぎた状態。
4.眉間に集中する瞑想をしているとオーラをサハスララに集める
5.眉間に集中する瞑想をしているとオーラが下半身に下がる
6.4に戻る(回転する)
→ 4と5のループが大周天。やがて日常生活で同様のループが起こるようになる。

実際のところ、サハスララにまでバランスよくオーラが行き渡っていれば大周天は不要で、少し前はそのようにバランスが取れた状態だったように思います。しかしながら日常生活を送る上でオーラのバランスが崩れたりしますので大周天のような手法を使うと効果的にオーラのバランスが取れるのだと思います。

・・・そして、そのように大周天(あるいは全身周天)をしていくと、再度、元のように全身のオーラが充満した状態になり、そうすると大周天は止まってオーラが凪のような状態になります。もはや明示的なオーラの回転はしていませんが下半身のオーラが充満していて上半身及び特に頭のあたりのオーラも満遍なく行き渡っている状態になります。

そのようになると意識もクリアになり、ざわざわとした感覚がほぼなくなってスッキリした状態になります。

おそらくは、大周天(あるいは全身周天)はこのようにオーラが全身に充満するまでの過渡的な状態なのかな・・・ という気も致します。

まだオーラが全身に充満していない段階で行うか、あるいは、一旦は充満したものの日常生活を送ってオーラのバランスが崩れた時にこのように大周天(あるいは全身周天)を回すとオーラの状態の回復が早い、ということなのかなと思います。



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