マントラに反応する箇所の変化

2022-10-01 記載
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

かなり昔は、ムーラダーラとかマニプラとかハート、あるいはヴィシュッダ及びアジナなど、かなり多様な箇所が反応していたように思います。それはマントラの種類によっても反応する場所が違っていて、アナハタからヴィシュッダおよびアジナに反応するマントラがあったり、あるいは、体の下から上まで満遍なく反応するマントラがあったように思います。

しかし、ここ最近は、よく使っているマントラのどれを唱えても、頭の上半分から後頭部にかけてしか反応しなくなりました。そしてマントラを唱えて割とすぐに頭の全てが活性化して、頭全体から上の方向に向かって光の湯気のようなものが立ち上るようになりました。

ここ最近はちょっと違った瞑想を試していて、ヨーガでいうところのケチャリムドラに似た種類のものですけど、舌を息を使って振動させることで松果体のアジナ・チャクラを活性化させると言うものをしていて、それはそれで効果がそれなりにあったわけですけど、その瞑想とか、あるいは、単に沈黙の瞑想をしていて、ここ最近はそれほどマントラ瞑想をしてきませんでした。

ここにきて、そのような舌と息の振動を使った瞑想や、単なる沈黙の瞑想ではサハスララに光が上がるのに時間がかかるようになってきて、どうしたものかと思って、少し久々にマントラの瞑想をしてみたところ、思わず割とすぐに光がサハスララにまで上がって、そこから上にも伸び始めたのです。

今まで、マントラの効果に対して割と固定観念があって、このマントラはこの部分に効くとか、体験に基づくある程度の分類みたいなものがあったのですけど、おそらくは自分の状態が変化するにつれて、マントラの効果も変化したように思います。

私の解釈としては、マントラは、まだ光が行き届いていない場所に対して効果が現れて感覚として現れ、光が既に十分に行き届いている場所に関しては感覚として現れない、と言うことなのかなと思います。

今までは、体の各所にまだ光が行き届いていない場所があって、それ故に、マントラがその場所に反応していたのかなと思います。マントラごとに得意な傾向があるにはあると思いますけど、その傾向に対して、今の体の状態が相応に反応していたのだと思います。

今は頭の下半分及びそこから下の部分はかなり光が浸透しているが故に「感覚」としては頭の上の方にだけ反応が出たのかな、と解釈しております。

どのマントラを唱えても割と同じように頭の上半分が反応して光の柱あるいは光の湯気みたいなものが立ち上がったのは私にとってはちょっとした驚きで、同じマントラであっても自分の状態が変化すればマントラの効果にも違いが出るのだな、と思わされました。

実のところ、私は割と色々な手法を試していたわけですけど、もしかしたら同じマントラをずっと唱えていても成長の速度は割と同じくらいだったのかもしれません。今となっては比較はできないのですけど、そんな気も致します。