座った瞑想でも、単に座っているだけでも良くて、時間があれば呼吸と合わせて行います。
2〜3呼吸ごとに片方向、呼吸といっても、吸うときは後方に向かって、吐くときは前方に、というのを基本として、それを呼吸2〜3セットと組み合わせるので、後方に向かっている時は吸う時を意識して後方に動かす、というのを2〜3呼吸して、同様に、前方に向かっているときは吐く時を意識して前方に動かす、というのを2〜3呼吸繰り返します。回数は厳密なものではないので、これ以上動かなくなったら逆方向に転換します。
詳しくは特に誰かに教えてもらったわけでもないのですが、以下のように行っています。
▪️眉間から後頭部へ、後方に
・呼気 早めに
・吸気 長めに、後方に動かすよう意識してフォーカスポイントを押しながら動かす。この時、きちんと本当に動くことが重要。ミシミシ、グリグリとエネルギーの玉のようなものを眉間から後頭部の間で少しづつ動かす。(全く動かない場合はこれをするのはまだ早い可能性)
まだ途中の場合は次の呼吸に続く
・呼気 早めに
・吸気 上記と同様、続きから
これ以上動かなくなっていたら逆方向へ
まだ動きそうなら同様に続ける
・呼気 早めに
・吸気 上記と同様、続きから
▪️後頭部から眉間へ、前方に
・呼気 長めに、前方に動かすよう意識してフォーカスポイントを押しながら動かす。注意としては上と同様
・吸気 早めに
まだ途中の場合は次の呼吸に続く
・呼気 上記と同様、続きから
・吸気 早めに
これ以上動かなくなっていたら逆方向へ
まだ動きそうなら同様に続ける
・呼気 上記と同様、続きから
・吸気 早めに
これを行っていると、眉間と後頭部を中心に、喉のヴィシュッダの方にまで影響が出て各所が緩んでいきます。頬の部分も緩みます。そうすると胸のアナハタの方にまでエネルギーが来て体全体のエネルギーも僅かながら増大します。
■具体的な変化、しるし
バキッという、まるで「ラップ音」かと思い違えるような音が頭の中から何度もします。それに応じてエネルギー的な動きが少しづつ良くなります。
このやり方それ自体は試行錯誤だとしても、基本となる考え方はヨーガや神智学あるいはブラザーフッド系の書物で似たようなことが書かれていて、例えばヨーガでは、瞑想するときに眉間でプラーナという生命エネルギーが出たり入ったりすることを観想することでアジナ・チャクラ(サードアイ)が開く、という手法が具体的に描かれています(手法はこれだけではないのですが、ポイントとしてはこのようなところです)。他の書物では、眉間から後頭部にかけて真っ直ぐなパイプのようなものをイメージして、そこを前後に何度も何度もエネルギーを動かすことでサードアイが開く、ということが書かれています。この辺りの記述も参考にしながら今回は行っています。
実のところ、かなり以前から同様のことを試みてはいたのですがなかなかきちんと動く感覚が出ていませんでした。少しは動くことがあるものの、車の車輪が轍にハマって動けなくなってしまったかのような状態になることが多くあり、そうなると、再度動かすために時間を要していたのです。しばらく瞑想してそこの周囲に集中することで再度、そこから動きを持たせる、という一手間が発生して、なかなか進まなかったように思うのです。
今回、まだ突っ掛かりはあるものの、轍に嵌るような障害の頻度は減ってきており、朝など起きがけは閉じ気味ではありますが、少し瞑想して再度通した後であれば数呼吸で上記のように眉間から頭の中央付近にまで動くようになり、まだ後頭部にピッタリと到達している感じではないとはいえ、全体的に動きが出やすくなったように思うのです。
この動きをすればするほど頭の各所が緩み、喉の硬さも解消されて、喉のヴィシュッダの硬さが解消されたというのはエネルギー・ルートが少し太くなったことと対応していて、それにより、眉間から入ったプラーナ(エネルギー)が喉のヴィシュッダを通って胸のアナハタまで以前より降りてきやすくなってきているように思うのです。これより前も通っていなかったわけではないのですが、通りが少しづつ良くなることで体に入ってくるエネルギーが増大してきていることを感じるわけです。
とある書物には、99回目までは何も起こらずに100回目で劇的な変化が起こる、みたいなことが書かれていて、私の場合はまだ完全にアジナ・チャクラが開いた感覚はないとはいえエネルギー的な動きは少し出てきたのかなと思います。
今回、旅行中に立ち寄った各所でこの種のインスピレーションを頂きました。
・徳島の剣山で、大地と一体になるワンネスを感じる
・徳島の阿波踊り体験にて、その動きによって体のエネルギー的な変化を感じる。
・和歌山の加太にある阿字ヶ峰 行者堂にて眉間にエネルギーを感じる
・和歌山の根来寺(ねごろじ)の大伝法堂と光明殿で短時間座ることにより眉間にエネルギーを感じる
・和歌山の紀三井寺の大願洞に安置されている不動明王像から眉間に大変ありがたい強力なエネルギーを頂く
・奈良の長谷寺の本堂近くにて眉間にエネルギーを感じる
・奈良の飛鳥寺で眉間にエネルギーを感じる
・奈良の法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺で眉間にエネルギーを感じる
・奈良の薬師寺で眉間にエネルギーを感じる
実のところ、一旦は眉間にエネルギーがそれなりに通じてしまえば場所はそこまで問題ではなく、移動中に電車の中やベンチなど各所で眉間のエネルギーを動かす瞑想をしておりました。何故か特定の場所では波動が「猫の毛が殺気立つ」ような雰囲気を醸していて瞑想には不向きでしたのでそういうところではしませんでしたけど、今回の旅行中は割と瞑想できるほど落ち着いた場所が多く、特に座ってあぐらをかく瞑想をしなくても瞑想状態および眉間のエネルギーワークができたように思います。
■瞑想の眉間への集中で、頭頂近くで軽い雷のような感覚
更には、不意に、集中しているのは眉間から後頭部にかけてであるのに、そこから少し離れた頭頂の近くで軽い雷のような感覚があり、それにより、そこだけでなく頭の各所で(それよりも軽いですが)似たような微細な感覚と共に頭全体のエネルギーが少し通りが良くなったかのように思います。
場所
・頭頂、つむじの少し右前
変化
・エネルギー的な流れが若干良くなる
・頭の他の場所に流れる微細なエネルギーが若干増える
これにより、微細ではありますが、頭の全体の変化が起きてきたように思います。