霊的な能力をあえて封じて転生することで悟りに近づく

2022-11-02
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

(続き)

実際のところ、障害を持たずして生まれてそのまま悟ることができるならばそれで十分なわけで、何がしかの原因によりそれまでの人生においてずっと何度も成長ができなくて、停滞していて、どうしても成長が阻害されているか、あるいは、転生する度に波動が落ちていてかなり辛い状況になっている場合、その停滞や落ち込みを打破するためのスパルタ式の修行がこの種の障害を持った人生に相当するわけです。

肉体の障害にせよ、霊的な障害にせよ、今まで見えたり聞こえたりしていたものができなくなるわけですから、最初はとても怖いのです。例えば、霊視できていて悪霊を避けたり霊聴で警告を聞けた人がそれができなくなったりすると、とても怖い状況の一生を過ごさなくてはならないわけです。その人生を選ぶ前には途轍もない恐怖があって、実際、生まれてからも何も霊視できない、何も霊聴できない、という暗闇のような状況に陥ると、それでも肉体の五感は満足ですから肉体の感覚に頼らざるを得なくなって、一応は生活できるわけですけど、今まで包まれていた霊的な世界から切り離されて、今まで当たり前だった霊的感覚が希薄な状況で生活するしかなくなるわけです。

そうなると、それなりの確率で物理的な快楽にはまったり、物欲及びエゴが拡大して堕落してゆきます。ですから、実のところそのような障害を持つ人生というのはかなりのハイリスクではあるのですけど、その分、高く成長できる可能性があるのです。

外から見ると、そうして霊視や霊聴を制限された人というのは普通の人にしか見えなくて、特に、ちょっと霊能力が出てきた人と比べたとしても霊的能力は劣っていたりしますから、全然成長していない素人あるいはただの物理的な人間にしか見えなかったりします。そう思われたとしても無理はなくて、そもそもこの今の世の中にはこの種の修行をしている人はほとんどいませんし、そのような修行が存在していることすらほとんどの人は知らなかったりします。

もはや、最近ではあまり使われなくなった「霊界の特殊なマント」というものがあって、霊的能力を制限して転生することができるわけです。それは特殊なマントラと(手の)印が鍵になっていて、そんなに難しいものではないですけど、印とマントラを唱えると封印が解けるわけです。あるいは、死後に肉体から離れると封印が解かれます。

特に今のご時世ですと簡単に堕落してしまいますのでこの修行はお勧めしないのですけど、一部ではこのような手法で修行をしている人も稀にいて、例えば、お坊さんの修行をしていて何も成長しない凡人のように思われていた人が実はこのマントを使っていて、それ故に何も霊的能力が現れてこなかった、ということがあります。

人は、霊的能力でその人の霊的成長やスピリチュアルの成長度合いを測ったりしますけど、必ずしもそれで測れることばかりではないわけです。