ワヤナタ
HOME
全記事一覧
トピック一覧
このサイトについて
問い合わせ
RSS
信じるところから全ては始まる
←
(時系列の前記事)
瞑想中に見えるアストラル体の色
←
(同テーマの前記事)
(時系列の次記事)
→
本物のスピリチュアル人はお金に困らない
(同テーマの次記事)
→
仏教の「空」はゾクチェンのシネーの境地
カニカ・サマーディ(瞬間定)の解釈
2020-04-28
トピック:
スピリチュアル
:
瞑想録
ヴィパッサナーの本を読んでいたところ、カニカ・サマーディ(瞬間定)と言うものがあると記述がありました。
サマーディの強力な集中がサティ(気付き)の精度と速度を矢のように鋭くし、一瞬一瞬の事象に撃ち込まれ、その本質を暴き出していく...。
「ブッダの瞑想法(地橋 秀雄著)」
これは、以前に
長い瞑想
をした時に何気ない山の木々の景色が映画のスローモーションのように綺麗に見えた時のことを指しているのか、あるいは、最近の
スローモーションのヴィパッサナー状態
を指しているのか、どちらでしょうね。
おそらくは、カニカ・サマーディ自身は前者のことを意味していて、深まると後者のヴィパッサナーになるのかな、という気が致します。であれば、次のように解釈できます。
カニカ・サマーディでは強烈な「集中」が必要で状態がまだ不安定ですが、それでも、スローモーションで物事が感じられるくらいの強烈な気付きと集中があります。それはヴィパッサナーと呼ぶというよりもカニカ・サマーディの漢字にあるように「瞬間」のサマーディだとすれば状態を正確に表しているような気が致します。ただ、状態としてはあくまでもサマーディで「集中」が優勢です。ヴィパッサナーの観察する力はその集中に頼り切っているのがカニカ・サマーディだと思います。
その後、集中の努力がそれほどいらないヴィパッサナーに移行するわけです。そのように解釈するのが理に叶っていますし、自分の感覚とも一致するような気が致します。
瞑想中だけのサマーディからある程度は日常生活まで続く断続的なカニカ・サマーディになり、やがては日常生活で集中の努力がそれほど必要ないサマーディになるとヴィパッサナーと呼ばれるのかな、と思います。
同書によりますと、この状態はサマーディの後に訪れる「ウペッカー<捨>」の状態であると言います。
心に入ってくるすべての対象を公平に、等しい距離をもって眺め、無差別平等の精神に貫かれた明確な無関心の状態を保つ。ウペッカー<捨>
「ブッダの瞑想法(地橋 秀雄著)」
これはいわゆる「七覚支」のうちの1つですが、解釈としてヴィパッサナー的な観点から記載されている点が興味深いです。言っていることは本来は1つの筈ですけど観点が違うと気づきがあります。
この「捨」の境地は、今よりも前、アナハタ優勢になった頃にも「捨」と言えばそう言えるかな、と思えたこともありますが、今のスローモーションのヴィパッサナー状態の方がより「捨」と呼ぶに相応しい気が致します。アナハタ優勢になった頃は完全な「捨」と言うよりもまだ「喜」が混ざっていたような気が致しますし、意識としてスローモーションで感じられるような奥深くまで浸透するかのような意識ではなかったように思います。
七覚支は一つづつの力をそれぞれ個別に伸ばすと言うよりは総合的に少しづつ全体的に伸ばしてゆくものなのかもしれません。であれば、「捨」に関しても以前より進歩したと言えるのかもしれません。
厳密には言葉的に違うことなのかもしれませんが、「捨」をカニカ・サマーディあるいはヴィパッサナーの段階と当てはめてみるとそれなりに一致するような気も致します。
信じるところから全ては始まる
←
(時系列の前記事)
瞑想中に見えるアストラル体の色
←
(同テーマの前記事)
(時系列の次記事)
→
本物のスピリチュアル人はお金に困らない
(同テーマの次記事)
→
仏教の「空」はゾクチェンのシネーの境地
トピック:
スピリチュアル
:
瞑想録
続きを表示する
自動読込
最新の記事
誰それの有名人の生まれ変わり、というのお話は大抵は眉唾
世界を受け入れる時に魔が現れる
慈悲から慈愛へ、慈愛から純粋な神の愛へ
十牛図の入鄽垂手で奉仕に至る
十牛図の返本還源で本当のワンネスに至る
空性も顕現も同じ、というのは霊的な目においては自明のこと
胸と喉のエネルギーの通りが更に良くなる
強欲な者の偽善に同意してはいけない
ワンネスの意識の人が増えればコントロールする社会は自壊する
自分が奉仕しても良いという許可を自分の内面から与えられる
[
→ 記事一覧を見る
]
トピックス
スピリチュアル
スピリチュアル: 瞑想録
スピリチュアル: 十牛図
日本:神奈川
スピリチュアル: 歴史
スピリチュアル: LGBT
日本:東京
スピリチュアル: コロナ
日本:山形
日本:山形:羽黒山
[
→ トピック一覧を見る
]
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年