ワヤナタ
HOME
全記事一覧
トピック一覧
このサイトについて
問い合わせ
RSS
体の緊張をリセットし続けたところ、ヨガのアサナ(体操)が調子良くなりました
←
(時系列の前記事)
目の前にあるオーラの壁にすり寄る
←
(同テーマの前記事)
(同テーマ&時系列の次記事)
→
ヴィパッサナー瞑想で体や息を観察すること
サマーディという言葉の2つの意味
2020-02-01 00:00:00
トピック:
スピリチュアル
:
瞑想録
サマーディが神秘的な不可解なものになっている上に、訳語に禅定や三昧などの当て字がつけられて、更に混乱しているように思います。
例えば、テーラワーダ仏教系の著書には以下のように記されています。
当時はサマーディ瞑想で禅定に達した修行者が、輪廻転成を乗り越えて解脱に達するためにヴィパッサナー(観察)瞑想に入ったのです。現代ではそのような回り道はしないで、ヴィパッサナー瞑想を実践しています。ヴィパッサナー瞑想だけで、集中力やさまざまな智慧など、解脱に必要な条件はそろうのです。
「沙門果経」(アルボムッレ・スマナサーラ著)より
これは最初に読んだときは「ふむふむ」と読んだのですが、今では違う読み方ができます。
前提として、
サマーディとヴィパッサナーは同じ
という個人的な見解があるのですが、それに基づきますと、一般的にサマーディとは2つの意味を持つような気が致します。
それは、チベットのゾクチェンで言うところの
シネーの境地とテクチュの境地
です。おそらくは、一般的にはどちらもサマーディと呼ばれています。この辺りに混乱があるような気が致します。
ゾクチェンにおいてはシネーの境地とテクチュの境地はかなり違うものとして説明されておりますし、サマーディに関しても同じ言葉で2つの意味があるように思います。
・シネーの境地 → サマーディ(という誤解)
・テクチュの境地 → サマーディ
よって、サマーディと一言で言った時にシネーの境地なのかテクチュの境地なのかコンテキストを読み解かなければならなくなるわけです。
上記のテーラワーダ仏教でのお話はシネーの境地のお話ですね。
そして、私の個人的な見解ではシネーの境地はサマーディではありませんが一般的にはシネーの境地もサマーディだと誤解されているのだと思っております。
ほんと、ややこしいですね。
ですから、昔からサマーディでは悟れないと言うお話がヴィパッサナー信奉者から聞かれるのかな、と思います。そりゃ、シネーの境地はまだまだ入り口なわけですから先は遠いわけです。それをサマーディだと思ってしまうことが問題なわけですが、昔からそれでサマーディだと思われてきたのだから、ある程度それで意味は通ってしまうのでしょう。
古典であるヨーガスートラに記されておりますサマーディの定義を見ますと二次元的な心の動きが止んで対象と自身の区別がなくなった状態だとありますので、これは明らかにテクチュの境地のことを意味しておりまして、テクチュの境地であればそれはヴィパッサナー状態なわけですから、それがサマーディと同一だと分かるわけです。その意味で言うと上のテーラワーダ仏教のお話はよく分からないお話になりますが、サマーディが2つの意味を持つとわかってしまえば読み解くことができるようになるわけです。
禅定はシネーの境地で、三昧はサマーディの当て字でサマーディと同じく2つの意味がある。そのことがわかってしまえばお話を聞いたり文献を読むのが楽になります。
・シネーの境地 → サマーディ(という誤解)、三昧(という誤解)、禅定
・テクチュの境地 → サマーディ、三昧、ヴィパッサナー
体の緊張をリセットし続けたところ、ヨガのアサナ(体操)が調子良くなりました
←
(時系列の前記事)
目の前にあるオーラの壁にすり寄る
←
(同テーマの前記事)
(同テーマ&時系列の次記事)
→
ヴィパッサナー瞑想で体や息を観察すること
トピック:
スピリチュアル
:
瞑想録
続きを表示する
自動読込
最新の記事
普段の生活そのものに幸せを感じる
肉体あるいは心の否定で真我に辿り着く
山寺(立石寺)を参拝
ジーヴァとしての私がアートマンに包まれている
エゴ(自我)を愛で包むのは結果であって行動や手段ではない
エゴを愛で包むとエゴ(自我)とハイヤーセルフが協調する
神様の愛と感謝を受け止める段階から能動的に感謝する段階へ
溢れ出る感謝の気持ちがエゴを包み込む
未来は基本的に見なくて良いけれど
感謝、であってもまだ外側かもしれない
[
→ 記事一覧を見る
]
トピックス
スピリチュアル: 瞑想録
日本:山形
日本:山形:羽黒山
スピリチュアル
スピリチュアル: 呪いとトラウマ
スピリチュアル: LGBT
日本:東京
スピリチュアル: コロナ
日本:名古屋
日本:高山
[
→ トピック一覧を見る
]
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
1999年
1998年
1997年