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大雁塔

2015-05-03 記載
トピック:中国西安

陝西歴史博物館を見た後、まだ時間があったので近くにある大雁塔を見に行くことにしました。
玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った経典が保存されているとのこと。

歩いて近づくと、大雁塔が遠くに見える。



このあたり一帯は大雁塔を中心とした公園になっているようだ。



その公園で、何やら、よく飛ぶリモコン飛行機を売っている人がいた。

なかなか楽しそうだ。
ドローンもたまに売っているが、ドローンよりもこちらの方が面白そう。



人混みの中で飛ばしているが、落ちてぶつかったりしないのだろうか。


ふと歩くと、噴水のところでクラシック音楽が流れていて、その音楽と共に噴水が動くショーがやっていた。

なかなかに規模が巨大だ。



同じようなショーをちょっと前にインドのマイソールで見たのを思い出したが、こちらの方が10倍くらい巨大。
中国はやることがでかい。



大雁塔の入り口近くに行くと、三蔵法師の像があった。



そして中に入る。



敷地内に入るのに50元(約980円)
塔の上に登るのに別途30元(約590円)

中国の他の場所に比べると安いが、それでも、内容に比べて高く感じる。
中国の観光地はどこも入場料が高い感じだが、人口が多いのでこのくらいの値段にしないと更に混雑が増すのかもしれない。



そして、塔の上に登る。



なかなかの絶景だ。



噴水のショーが遠くに見える。

水がとても高く上がっているのが見える。



そして、下に降りた頃には夕方だったのでゲストハウスに戻った。



ゲストハウスで、翌日の予定を立てた。

最初は崋山に登ろうかと思ってゲストハウスにいる他の人などにも聞いてみたが、朝早い公共の交通手段が取れなかったり現在運休中だったりするのと天気があまり良くなさそうなので結局断念した。

・朝1番の高速鉄道、7時半頃に西安北駅を出て8時ちょっと過ぎ(乗車約30分)に着く便が満席で席が取れない。
・西安駅から1時間半かけて行く列車もあるが、それだと出発が8時過ぎで、到着が10時頃になってしまう。この場合、鉄道駅からバスで山の麓に移動して、そこからロープウェイ駅に移動、更にロープウェイ待ちがあるので、ロープウェイを降りるのは正午頃になる。 そこから頂上行って往復するのは時間的にキツい。 途中で折り返すことになる。
・西安駅前から7:00AMに出発する「遊1」バスは、現在高速道路が工事中のため運休中(2015年9月末まで運休予定らしい)。 きっと帰りの17:00「遊1」バスも同等の扱いで運休と思われる。
・ツアーバスはなにがしかあるだろうが、高速道路が工事中ということは移動に更に時間がかかることが予想される。高速道路で2時間かかるのに、これ以上遅くなるのはキツいし、ツアーバスはいろいろお土産物や食堂に立ち寄って時間がもったいない。朝7時に出たとしてもロープウェイを降りるのはやはり正午頃になるという噂。
・崋山の目玉の1つである、板が張られた断崖絶壁を行き止まりまで行って帰ってくる「長空桟道」が現在修復工事中で通行止めになっている。 これを通らないと頂上までいけない訳ではなく、行きたい人だけ往復してくるオプショナルなルート。 せっかく行くのであれば挑戦したいところですが、修復中で通行止めならば行けるわけもなく、期待していた経験が出来ないことになる。
・そもそも天気が微妙。 西安は「くもり時々晴れ」。 崋山の天気予報っぽいところを見てみると、今日も明日も少し雨がぱらつくようなことが書いてある。
石の階段がずっと続いているルートで雨がちょっとでも降ろうものならば危険度も増すというもの。
危険を楽しみたいわけでもなく、綺麗な景色が見たいから行くわけであり、そこが多少危険なのは仕方がないとしても、危険なだけが理由で行きたいわけではない。

なので、いろいろ検討した結果、今回は崋山は行かないことにしました。

数日宿泊を伸ばすことも検討したが、天気予報もしばらくずっと同じような天気みたいなので、またいつかの機会に行けば良いかな、と思った。

中国の五岳のうち大同の北岳恒山は偶然にも行ったので、他のも少しづつ回ればいいかな。

東岳泰山(山東省泰安市泰山区)(世界遺産)    未到達
南岳衡山(湖南省衡陽市衡山県)    未到達
中岳嵩山(河南省鄭州市登封市)(世界遺産)    未到達
西岳華山(陝西省渭南市華陰市)    ★今回のところ。 未到達
北岳恒山(山西省大同市渾源県)    済 (頂上は未到達)



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