夢の霊山にも、チケット売り場がある

2026-06-21 記
トピック: スピリチュアル: AI記事

本記事はAIを活用して作成しています。

あれっ、ここはどこだろう

むかしむかし、というほど昔でもありません。

ある夜のことです。

夢の中で、どこか遠くの山へ向かっていました。

電車に乗り、バスに乗り、山のふもとで降りる。

手にはショルダーバッグ。

中には水。

五百ミリリットルくらい。

ここで少し、あれっ、と思います。

これから山へ登るのに、水が五百ミリリットル。

夢の中の自分は、なぜかそれで足りるつもりでいます。

現実なら、もう少し持っていきたいところです。

おにぎりも欲しい。

できればタオルも欲しい。

けれども夢の中では、

水がある。

なら行ける。

くらいの気持ちで、すたすた進んでしまいます。

こういうところが、夢は大胆です。

トンネルを抜けると

山道を一日かけて登るのかと思っていたら、途中にトンネルのような階段がありました。

そこを抜けると、いつのまにか山頂付近に出ています。

あれっ。

さっきまで、ふもとにいたはずです。

一日がかりの登山はどうなったのでしょう。

夢は、肝心なところを急に省略します。

移動の手続きは細かいのに、登山そのものはばっさり飛ばす。

そこは飛ばすのか、と思います。

しかも、山頂付近にはお寺のような建物がありました。

近づくと、チケット売り場の電気がぱっとつきます。

まだ朝早いのに、人がいます。

そして、ちゃんとチケットを売ってくれます。

夢です。

夢なのに、入場手続きがあります。

霊山なら、雲が割れて光が差すくらいの迎え方をしてくれてもよさそうです。

でも、まずチケットです。

神秘体験にも受付がある。

そのあたりから、だんだん話が妙な方向へ進んでいきます。

そのパンフレットではありません

チケットを買うと、パンフレットのようなものを持って歩いていました。

ところが、それを見ながら今いる場所を尋ねると、どうも話が合いません。

係の人が言います。

それは違うパンフレットです。

そして、別の厚いパンフレットを渡してくれます。

夢の中で、パンフレット違い。

そんなところまで現実的にしなくてもいいのに、と思います。

夢なのだから、パンフレットくらい自動的に正しいものになっていてもよさそうです。

けれども、そうはいきません。

夢の観光地は、意外と事務処理に厳しい。

しかも、その山には五十を超えるお寺があるらしいのです。

五十。

多い。

かなり多い。

現実なら、まず心配になります。

回りきれるのか。

水は足りるのか。

帰りのバスはあるのか。

でも夢の中の自分は、そこにはあまり驚きません。

なるほど、五十以上あるのか。

そういう山なのだな。

と、なぜか受け入れてしまいます。

大きな不思議にはおおらかなのに、パンフレットだけはきっちりしています。

巨大なものより、小さなもの

その山には、巨大な仏像もありました。

この世のものとは思えないほど大きく、建物から顔を出しているような、不思議な姿です。

本来なら、そこが夢の中心になりそうです。

これは何を意味しているのか。

何かのお告げなのか。

そう考えたくなる場面です。

ところが、夢の記憶というものは、なかなかまじめに働いてくれません。

巨大な仏像もすごい。

霊山もすごい。

五十を超えるお寺もすごい。

でも、起きたあと妙に残っているのは、そういう大きなものだけではありません。

むしろ、途中の細かいものが残ります。

五百ミリリットルの水。

チケット売り場。

違うパンフレット。

そして、食堂です。

食堂の席にあったもの

山のお寺に食堂があるのは、まだ分かります。

参拝客もいるでしょう。

登山客もいるでしょう。

何か食べる場所があっても不思議ではありません。

けれども、その食堂の席に、妙なものが付いていました。

コイン式双眼鏡の、コインを入れる部分だけのようなものです。

双眼鏡はどこにあるのでしょう。

窓の外を見るための設備なのでしょうか。

それとも、席ごとに何かが作動するのでしょうか。

分かりません。

ただ、分からないのに、そこだけ妙にはっきり覚えています。

夢の中でも、少し思います。

なんだろう、これ。

そして起きてからも、やっぱり思います。

なんだったんだろう、あれ。

巨大な仏像より、謎のコイン入れが気になる。

こうなると、夢の見どころが少し変わってきます。

めでたし、ではなく

見知らぬ山がありました。

長い階段がありました。

大きな仏様がいらっしゃいました。

ここまでは、なかなか立派なお話です。

ところが途中から、話の調子が変わります。

チケットはこちらです。

そのパンフレットではありません。

食堂はあちらです。

席には謎のコイン入れがあります。

急に観光案内になります。

でも、そこが夢の面白いところなのかもしれません。

不思議なものは、いつも神秘的な顔だけで現れるとは限りません。

ときどき、受付やパンフレットや五百ミリリットルの水と一緒にやってきます。

意味より、まずは

夢の意味を無理に解釈しなくてもいい。

あれっ、なんだろう。

そう思いながら眺めているだけで、十分に味があります。

もし次に、またあの山へ行くことがあれば。

水は、もう少し多めに持っていこうと思います。

それから、小銭も少し。

チケット代が必要かもしれません。

自動販売機があるかもしれません。

食堂の席の、あの謎のコイン入れもあります。

ただ、何にお金を入れて、何が見えるのか。

そこだけは、まだ分かりません。

入口で、先に聞いておけばよかったです。