ハイヤーセルフに主導権を譲り渡す

2023-01-23
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

(続き)

ですから、ある意味、本当の意味に老いては、エゴが自分だと言うのは幻想であって、それは比喩として、と言う解釈もできますけど、比喩としてよりも、本当にそうであるからこそそうである、と言う、そのものズバリの意味なわけです。

そうして当初はジーヴァが自分だと思い違いをして生活しているわけですけれども、瞑想など精神修行を続けているうちに、最初は知識だけでそれが幻想であることに気づき、やがては、本当にそうである、という意味において実際にそのような自覚が出てきます。

自覚が出てくると、次第に、主導権をジーヴァがハイヤーセルフ(アートマン、真我)に譲り渡すようになってきます。ハイヤーセルフの方は基本的に穏やかですので、ジーヴァの方がうやうやしく「私(ジーヴァ、自我、エゴ)は今まで思い違いをしておりました。貴方(ハイヤーセルフ、真我、アートマン)の方が本当の自分でありますので、主導権を譲り渡します。思うように生きてください。」と訴えかけるようになります。

それに応じるようにハイヤーセルフは「うむ。わかった」と、静かにその主導権を受け取ります。

とは言いましても、今まではジーヴァが好き勝手に動いていただけで元々ハイヤーセルフが主であり本当の自分であったことに変わりがなく、ただ単にジーヴァが思い違いをしていたことを自覚したに過ぎないのです。

今までは、ジーヴァが割と文字通り好き勝手に思考と物体の体を動かしておりましたが、こうしてジーヴァが主導権をハイヤーセルフに譲り渡した後であればジーヴァとハイヤーセルフが協調的に動くようになります。

今までは、元々ハイヤーセルフが主だったとは言ってもその指示がジーヴァにうまく伝わらなくて、何度も何度も伝えなくてはならなかったり、ジーヴァが聞いていなかったり誤解したりして、そこまでうまく「自分」という人生を運用できていなかった状態と言えます。

しかし、ジーヴァがハイヤーセルフの存在に自覚的になって主体をハイヤーセルフに譲り渡したのならば、ジーヴァは今後もこの三次元世界の日常を生きる上で今まで通りの思考と行動を行うのは変わりがないにしても、その普段の日常生活を送る上でハイヤーセルフの指示をも的確に受けるようになります。

(続きます)