喉のグランティが解けてサマーディが容易になる

2022-06-06 記載
トピック:スピリチュアル: 瞑想録

▪️体の中のエネルギーの結び目(グランティ)を繋ぐ

日によっては体のエネルギーがうまく回っていないと感じる時があります。そのような時は意識がどこかクリアになっていなくて、視界や意識がどこか曇っているわけです。

その時、原因としては、意識が曇っていて浄化しなくてはならない場合と、あるいは、エネルギーのルート(ヨーガで言うナディ)が少し詰まっていてエネルギーがうまく循環してない場合があります。

前者の場合は浄化あるいは悪霊が付いていたら引き抜くなどしてオーラの曇りを取り除きます。
後者の場合はうまく通っていないルートにエネルギーを通してあげます。

どちらも必要ではありますが、片方だけできていない場合は片方だけ対処すれば良いことになります。

どちらが原因かは瞑想で見分けがつくわけですけど、慣れていないうちは、とりあえず瞑想の基本である、眉間に集中する瞑想をすれば良いと思います。

手段として眉間に集中して、結果として、上記の2つのうち、できていない方がふと不意に解消したりします。

例えば浄化であればふと頭の中のモヤモヤが喉のヴィシュッダに渦巻きのように周りなが吸い込まれていって浄化されたり、あるいは、エネルギールートが通っていない場合はビシッという急な小さな衝撃と共にエネルギーが通り出す時があります。

それは状態にもよりますけど、特に、この後者の、エネルギーのルートに関しては何度も詰まったり通したりを繰り返す必要が特に最初はあるように思います。一度、大きくはっきりとルートが通じてしまえば後は心配いらないのですけど、細く繋がっているような状態ですと時々詰まってしまって、またビシッという感覚と共に通し直してあげる必要があるように思います。

このビシッと言う感覚は書物によって色々に書かれていて、人によっては完全に詰まっているがために苦しんで、時に死ぬこともあるようです。

バチンと気道に音がしたと思うと、銀色の流れが白蛇の這うが如く脊髄をジグザグ状に動いて昇り、(中略)至福の白光で私の頭はみたされた。「クンダリニー(ゴーピ・クリシュナ著)」

私の場合はおそらく一部が詰まっているだけで幾つかのルートは通っているために意識が少し曇るくらいの違いしかないように思います。

私の場合、おそらくは最初にイダとピンガラが通って、その後に、スシュムナという順番でした。しかも、二筋の光が通ったので、イダとピンガラが最初に両方とも通ったように思います。このゴーピ・クリシュナの場合は右側にあるピンガラから登ったために危機になったと同署に分析が記載されておりました。

ですから、この彼の場合には結び目(グランディ)を結ぶことが死活問題になったのに対し、私にとっては、単に意識の明確さくらい(とは言ってもそれはそれで重要ではありますが)の違いしか現さなかったとも言えます。

最近は、首のヴィシュッダや頭の中心の少し後寄りで何度もビシッという感覚が来ていて、単にエネルギーのルートだけでなく、頭蓋骨も少し柔らかくなって動きやすくなっているように思います。


▪️喉のグランティが解けてサマーディが容易になる

当日は朝から少し調子が悪くて、ふと喉の辺りにバチっという感覚が瞑想中にあったと共に意識がクリアになっていわゆるサマーディ状態になりました。それ以前もサマーディ状態はあったわけで、意識がクリアになる程度という点に関してはそれまでとそこまで変わるわけではないのですけど、安定度が深まった気が致します。以前より意識をクリアに保ちやすくなりました。これは、エネルギーのルートが確保されたからだと思います。

最近は何度かそういう感覚が表れていて、その度に小さなエネルギーの変化があったわけですけど、最後のバチっという感覚と共に一気にエネルギーが流れ出したように思います。

ヨーガで言われているグランティ(グランティ)というのは主に3つで、通説では喉にグランティはないのですけど、書物によっては図や説明で通説の3ヶ所以外にも結び目のようなものが書かれてあったりします。おそらくは、主要なところが3つだ、というだけで、グランティの小さなもの、それはエネルギー的な詰まりのようなものでその部分はエネルギーがうまく通っていないということでもあるのですけど、そのような小さなグランティは各所にあるのではないかと思います。その喉の結び目が解けて、頭にまでエネルギーが通りやすくなり、意識が明晰になってサマーディ状態が日常生活でも維持しやすくなったように思います。喉の部分は幾つかルートが束ねられていて、幾つかは通じていたのかと思うのですけど、そのうちの一つが最近は詰まり気味だったのが解消されたということかな、と思います。

エネルギーのルートは1つではなくて複数ありますのでこの結び目が詰まったままでも実のところそれほど問題にはならないのですけど、大きなエネルギーを通そうとすると一番重要な中央のスシュムナと呼ばれている背骨沿いとその左右に走っているルートが重要になってきます。

今回の場合、最初はスシュムナの詰まりだったのかな思っていたのですけど、改めて状況を思い返してみると、喉の真ん中より少し左側で音と感覚がしましたので、これは左側に走っているイダが少し詰まっていたのかな、と解釈しております。完全に詰まっていたというわけではなく、おそらくは、元々、その部分が細くて詰まりやすかったのかなと思います。そして、たまたまその日は朝から詰まってしまっていて調子が悪くて、詰まりが解消されたと同時に、ルートも広がってエネルギーが通りやすくなったのかなと思います。

細い水路にゴミが詰まって、それでも水は流れてきますから最初は水が溜まるばかりですがそのうち溢れて、その後は、水路の周囲が崩れて水路が大きくなった、と、そのような感じかなと思います。

スピリチュアルの成長や、あるいは、エネルギーのルートの開拓は螺旋状あるいは行ったり来たりを繰り返して成長するものだというのが実感で、少し進んだかと思ったら最近はちょっと戻った感じになっていて、喉の辺りが詰まっていたから調子が悪かったのかなと最初は思っていたのですけど、どうやら、喉の辺りの詰まりが最終的に解消されようとしていたので気分が良くなかったのかな、という気がしております。喉の部分が解消された瞬間、少し前に安定していてエネルギーが通っていたと思っていた頃と比べてもよりエネルギーが通りやすくなったような気が致します。3から2に戻って調子が悪いと思ったら急に4になって以前のマックスを超えてきた感じです。

先日に喉のグランティ相当(エネルギー的な結び目)が解けてから、頭にまでエネルギーが入りやすくなったわけです。エネルギーが喉を通りやすくなって頭までエネルギーがよく入ることで、サマーディ状態を維持するのが容易になったように思います。