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青龍寺

2015-05-04 記載
トピック:中国西安

次は青龍寺へと向かうが、お昼時なので青龍寺近くの食堂でチンジャオロースどんぶりみたいなものを食べる。
店に張ってあった写真とは大違いで、肉が少ない(苦笑)



そして、青龍寺へと向かう。
空海が修行をしたというお寺だ。

四国八十八か所の0番札所にも相当するらしい。
将来もしもお遍路さんする際にも丁度良い。



ここ青龍寺に来たら、十年以上昔に見た夢を思い出した。

その夢の中では私は木や石を使った仏像などを作る彫刻技師で、元々は長安に住んでいた。
ふとしたことで、日本の政府が彫刻技師を求めているということで私はその求めに応じ、一生涯の生活を保障するという条件で日本に渡る遣唐使船に乗り込む。
すると、そこにいたのが空海だった訳だ。(もちろん夢の話ですよ)

小さな船なのでもちろん乗組員がお互いに話もする訳だが、空海に、お前さんが学んだものは何だったのかい? みたいなことを聞いたら禅問答みたいな話をしたのでそれに何となく答えていると、「うむ。そういうことだ。よくおわかりで」みたいなやりとりがあったような。(まあ、夢ですからね)

その後、空海はお寺を作るわけだが、私の方は技師を指導して仏像やら何やらを作れるように人材育成をするわけです。

10年、20年もすると技師は育ち、私の役目もそろそろ終わりになってくる。
自分の彫刻も作るが、もう年だし、あとは余命を過ごすばかり。

済んでいる場所は今の奈良県のあたりのようだ。(夢でそんな気がした)

そんな時、ふとしたことで政権が変わった。

私は一生涯の生活を日本政府に保証されていた筈だったが、政権が変わったら恩給が出なくなったので、役所に詰めかけて「一体どういうことだ」と抗議をしたら、役人は「わかった。掛け合うのでちょっと待っていてくれ」と言われて、しばらく後に恩給が出るようになった。

多くはないが、普通に暮らすには十分な額。

そしてその一生を終えた。


そーんな夢をいつしか見たのを思い出した。

調べてみると、空海が遣唐使船で唐に渡ったのが804年、唐から戻ったのが805年だから、夢とはいえロマンのある話ですな。



そして青龍寺を離れる。



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