タージマハルとクリシュナらしき絵

2013-08-25 記載
トピック:インド赴任: 3ヶ月目

先週、北インドに行ったときに絵を買って発送したのだが、それが本日届いた。
木箱に入っているのでまだ開けていないけれども。

買ったのは、2つが1組になっている絵で、ラクダの骨を削って作った板に描かれたもの。塗料は石を削ったものなので色落ちすることがないという。所々には、とても小さな宝石がはめ込まれている。小さい破片なので単体では売れないのだろうが絵の装飾にはちょうど良さそうだ。




ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンとその后であるムムターズ・マハルの絵。
なかなか精巧に作られている。インドにしてはちょっとした値段で、1つ12,000ルピー。(2万円くらい。額付きの値段)
美術品なので、単なる日常品と違って値段がつけにくいが、まあ、出してもいいかな、と思える値段だった。

インド物価は年1割インフレしていて、口座にインドルピー余らせていてもどんどん価値下がるだけなのでどんどん使いたかった、という背景もある。

それと合わせて、布に普通に書いた絵も1つ買ってみた。 何が書かれてあるのか確認しなかったけど、青いのはたぶんクリシュナかな。 美術館で見たクリシュナに似ている。青い肌なのがクリシュナっぽい。




こちらは値段が格段に下がって、絵だけで1000ルピーだったかな(約1700円。額を別料金でつけてもらった)。

買ったお店は全体的に高い値段付けで、だいたいよその2倍くらいを付けていた気がしたので最初は何も買うつもりなかったのだが、このらくだ板に書かれた絵はよそで見たことがないので珍しく感じたのと、品物そのものを気に入ったので買うことにしたのだ。

らくだ板の方は、1枚を作るのに職人が1日6時間作業して20日かかるという。まあ、どこまで本当か分からないけど、クオリティは悪くないので、もともと作業が遅そうなインド人が丁寧にゆっくり作業したらそのくらいはかかるかもしれないな、という感じ。

それはともかく、宅急便が時間通りに来た試しがないのは、そこはインドクオリティ。
しかも、来ると言った時間に来ないから催促したら逆ギレされた。なんだかなー。カーストの低い出身っぽい話しぶりだ。話しているだけで疲れる。たまにヒンディーで話されるのは仕方が無いとしても、向こうの用件が終わったら一方的に切られるのも、なんだかなーという感じ。

どうやら配達員が英語しゃべれないので何度かかけたけど通じなかったらしい。ふーむ。まあ、ある程度はしょうがないか。