(前の記事)生活費指数 約0.7

バンガロールで部屋探し

2013-05-12 記載
トピック:インド赴任: 1ヶ月前

私の勤めている会社の私のいる部署は、赴任前に部屋探しを主目的にした出張をさせてくれるので、仕事1/3、顔合わせ1/3、家探し1/3(これが主目的)でバンガロールにやってきました。1週間ほどしか滞在しない中、土日を中心に部屋探しをしました。

私の場合、最初の1日は顔合わせを兼ねて簡単な仕事の打ち合わせをし、2日目は街中の土地勘を作るために現地の人事経由でドライバーに頼んで街中を散策させてもらいました。



バンガロールのOuter Ring Road と呼ばれている大動脈に沿ってバンガロール東側のIT地区(とでも呼ぶのかな)をぐるりとし、一方ではKoramangalaの方まで車を走らせてもらうことで街中の土地勘を作ることができた。

そして、土日をかけて部屋探しをすることになるのだが、その散策が役立つことになる。

まず、会社近くのマンションから始まり、いくつもの外国人向けクオリティの部屋を見せてもらうが、良さそうなものもあればなかなかに癖のあるものもあったりして最後はくたくたになってしまう。土曜日は9時頃から3時過ぎまでかけて10個くらい見たが、日曜日はあまりやる気がないらしく、午前中に2つを見て終わりになった。

部屋からの眺めが素晴らしい部屋もあったが、オーナーが家具を付けたがらないので交渉が困難な部屋があったり・・・



はたまた、こぢんまりとしているが、ちょっと買い物に難があるかな? と思うところもあったり・・・



とあるところを見せてもらったら、明らかにオーナーから吹っかけられたり・・・。30%は乗せてあるような気がするのだがオーナーはニコニコしている。他の会社は大人しく喜んで払っているのか? それとも、こういうところは本当に貴重なのか? うーむ。 こうやって価格が高騰するのがバブルで、高騰しているのは日本向けだけではないのだろうとは予想するのだけれども。



利便性の良いところを探していましたが、どこに住もうがどうせドライバーに運転してもらって車で行くことになるという結論に達したので、会社の近くの比較的新しいところを第一希望にして人事にレポートをしました。

いやあ、どうなることやら。 赴任の頃までには会社が契約をして、ばっちり準備が整って赴任、という手はずです。(うまくいくかなー?)

同じ社内でも、別の部署の人に聞いてみるとその部署はそのような仕組みがないとのことなので、私のいる部署特有の制度みたいです。 赴任時のチケットは人事が出すけれども、準備の出張費用は人事ではなく部署が出しているので、私のいる部署は、他の部署より少し恵まれているのかもしれません。

不動産屋ですが、日本の基準からしたら突っ込みどころが多いのですが、ここインドではまったく違和感ありません。 前日にリストが送られてきたのだが、待ち合わせのホテルのロビーのPCを使ってリストに追加をして再度プリントアウトしている不動産屋はとてもシュールに思えるかもしれませんが、インドではまったく違和感ありません。行き当たりばったりなのでしょう。

部屋を見せてもらうとき、前の部屋の前に新聞が山積みになっていたので、勝手にひとつ取って持ってきてしまうのは、どう考えたら良いのでしょうか。 うーむ。 いらないゴミのリサイクルのつもりか?

予定時間が一応リストに書いてあるが、順番もばらばらだし、その時間通りに訪問しようという意思が全く感じられないのも、インドではまったく違和感がない。

気になったのが、まだ住んでいるのに他の人に貸そうとしているオーナーが多いということ。自分が住むより高く外国人に貸した方が儲けが出るのだろうか? うーむ。 あり得るな・・・。

インド人の商売根性を心配するより、落ち着ける家に入れることが第一なので、第一希望通りになることを今は願うことにする。



(前の記事)生活費指数 約0.7