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オルチャ砦(Orchha Fort, orcha)、Jansi Fort、Bir Singh Palace

2010-12-31 記載
トピックインド観光

12月31日

「Hotel Krishna」に宿泊したその日、朝4時に起きてシャワーを浴びようと思った。ここはお湯を使うためにスタッフに頼んでスイッチを入れてもらう必要があるのでそうしたが「朝なので1時間待ってくれ」と言われてしまった。お湯を使う度にスタッフに言う必要があるホテル自体生まれて始めてである上に、客の要求にNoを言うホテルも始めて。なんだこれは。「1時間後に出発だから今すぐ使いたい」と言ったらOKしてくれたが、蛇口をひねってもお湯が出てこない。どうしたことか・・・ と思ってしばらく待っていたら、お湯も水も出なくなった。なんじゃこりゃ。 もうこんなホテルはどうでもよくなったのでウェットティッシュで顔だけ拭いて何とか整えてチェックアウトした。

まだ外は暗いがタクシーは道を走らせて行く。行き交う車のヘッドライトが上向きになっており、横幅が見えなくていつ衝突するか怖くてたまらない。特に大きなトラックやバスが通ったりすると恐ろしい。

体調がまだ優れず、途中で度々トイレに寄ってもらうが、バスだと自由にできないのでその点、タクシーでよかったと思う。後部座席で横になって寝ているとやがてオルチャ(Orchha)遺跡に到着した。





オルチャ(Orchha)遺跡の後はジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)に向かうのだが、主要道路を通らずにショートカットを試みたらしく、でこぼこの道を進むことになった。GPSで場所を確認すると道が書かれていないところを通っている。大丈夫なのか? 案の定、車の下をすりそうなところを通ってゆくが、どうやら4WDでなくても何とか通れるレベルのところのようだ。

そしてジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)に到着。





ジャンスィー(Jhansi)の砦(Fort)の後はBir Singh Palaceに向かう。


Bir Singh Palaceでは、入場料は無料であるのにも関わらず入場料がかかるかのように振舞う胡散臭いガイドがいたが、写真を撮ろうとしたら逃げたので偽者と分かった。本人は「政府の人間だ」と言っていたがIDを要求しても「持っていない」と言ったので胡散臭いのはみえみえである。中をとりあえず案内してもらったので多少は払って外に出る。そしてトイレを案内してもらおうとしたが人気のない方に誘い出そうとしているように見えたので拒否して車に戻る。




そして車はアーグラへ。

アーグラに近づくにつれ道は良くなってゆく。

アーグラのホテルに到着してチップを渡そうとするが、100ルピーを渡したらひどく不機嫌になって500ルピーよこせと言う。こういうところがインド人が貪欲なところである。彼らのボスからは「100ルピーで十分、200ルピーも出せば万々歳」と聞いていたので、確かに1日12時間付き合ってくれたのでもう100ルピーを出したら不機嫌が多少収まったがそれでもまだ足りない雰囲気ではあったがその程度でサンキューを言って分かれた。

そしてホテルにチェックイン。

ホテルに入った頃もまだ具合が悪かったので、今まで使ったことのない旅行保険に連絡をしてみることにしました。ホテルからコレクトコールができなかったのでスカイプで繋いで近くの24時間対応病院を教えてもらうと、どうやら歩いて行ける距離だったのですぐ行くことに。どうやらキャッシュレスサービスも受けられる模様。

すぐに帰るつもりで行ったのだが、かなり悪いと言われてしまいそのまま入院することに・・・。日本では考えられないほどに点滴を何本も連続して昼夜連続して提供され、注射の量も半端なく何本も打ち込まれた。点滴の管から、こんなに血液の中に流して溶け込めるのだろうかと思うくらいの注射の液が注ぎ込まれた結果、36時間を過ぎる頃には大分具合が落ち着いてきた。



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